Mick沢口

ADL 700

1チャンネル・ハイボルテージ真空管チャンネル・ストリップ



ADL 700のサウンドを体感!
オンラインのサウンド・サンプルおよびビデオに加えて、お近くのディーラーでサウンド・クオリティを体感してください。
ADL 700試聴可能ディーラー:
ロックオンカンパニー|渋谷店
宮地楽器|神田店



The Professionals Reviews
Mick沢口
数々の輝かしい功績を収めているサラウンド寺子屋塾主宰/サウンド・プロデューサーのMick沢口氏が、PreSonus最高峰のハイエンド・チャンネル・ストリップADL 700をレビュー。ADL 700で収録したサウンドも試聴可能!
Mick沢口



製品紹介ビデオ
feat. クリス・ルブラン
サウンドをオンラインで体験!ADL 700とBlueマイクロフォンKiwiだけによる未編集/未加工の一発レコーディング。そのサウンドをノンフィクションで
ADL 600



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Color As It is|Tomonao Hara Quartet


原朋直オリジナル・カルテット「Color As It is」をMick沢口氏がADL 700で録音

原朋直オリジナル・カルテットの12年振りの新作「Color As It is」のレコーディングを担当したUNAMASレーベル主宰のMick沢口氏が、今回のプロジェクト/レコーディングについて語ります。

原朋直さんとは、ピアノのユキ・アリマサさんと始めたデュエットのプロジェクトのレコーディングからのお付き合いになります。今回は、原さんが最近レギュラーのオリジナル・カルテットとして都内で演奏活動してきた原朋直カルテットによる全編オリジナルでアルバムを制作し、CDとiTunesは原さん自身のレーベル「Gaumy Jam」でリリースし、192KHz-24bitのハイレゾマスターをUNAMASレーベルからリリースという共同プロジェクトです。

2015年1月に、YAMAHAから原さんの要望を取り入れたYTR8335GHというモデルを出すためにテスト演奏を始め、音が落ち着いたところでレコーディングしようということで、2014年9月に音響ハウス第一スタジオでの録音です。

カスタム・ノブを身にまとったMick沢口氏専用のADL 700

本作「Color As It is」は、PreSonus ADL 700を使用した3枚目のレコーディングとなります。最初に使ったのは、ボーカルの小泉やよいさんの「Reflection」(2015年5月に192-24でリリース予定)で、その後にUNAMAS Hi-Res Liveシリーズでアルトサックスの松井宏樹カルテットに使用し、今回はTpで使いました。ボーカルやブラス楽器の柔らかさと解像度を両立されるというのがADL 700を使っている主な理由です。

音色は、イコライザーで作るのではなくマイクの組み合わせで成立させるようにして、今回はU-67+ADL 700をベースにしてTpの力強さは、RCA 77DX+GraceDesignという組み合わせです。原さんも「新しいYAMAHAのTpの音がそのままでているよ!」とこの組み合わせを気に入っています。「以前のレコーディングでは、Tpの音決めで数時間もかかって本番前で疲れた..。」と言っていましたので、なにもしないでそのままレコーディングそのものに集中できるは、アーティストにとってもプラスだと思います。

今回もスタジオ内は、LIVE演奏をしている感覚でTpの原さんを中心に左にドラムス、右にギター、Tpの向かいにWbsというOpen配置です。Jazzは、全員のエネルギーが、空間で融合したサウンドが、力があり、統一感もあるので、私はセパレーション重視のブース隔離でのレコーディングでなく、こうした方法をJazzでは行っています。

特にハイレゾでのレコーディングでは、ブースで隔離した場合の各楽器の空気感の違いが明瞭に出てしまい、一体感が空気として出ません。原さんたちもヘッドホンで隔離した音を聞くよりもその場の生音で演奏しますので、楽器のバランスも自然に成立するからです。今回も空気の整音のために日東紡のAGS吸音拡散体をドラムの横とTPの回りに配置しました。


※PreSonus ADL 700で収録した原朋直オリジナル・カルテット「Color As It is」からGaugeのサウンド・サンプル。柔らかさと解像度を両立したハイレゾ・サウンドをご体感ください。

取材協力:UNAMASレーベル音響ハウス
PHOTO:Mick沢口、エムアイセブンジャパン|マーケティング



Mick沢口

Mick 沢口|沢口音楽工房代表/サラウンド寺子屋主宰

1971年千葉工業大学 電子工学科卒 同年 NHK入局 ドラマミキサーとして「芸術祭大賞」「放送文化基金賞」「IBC ノンブルドール賞」「バチカン希望賞」など受賞作を担当。1985年以降はサラウンド制作に取り組み海外からは「サラウンド将軍」と敬愛されている。2007より高品質音楽制作のためのレーベル 「UNAMASレーベル」を立ち上げ、さらにサラウンド音楽ソフトを広めるべく「UNAMAS-HUG/J」を2011年にスタートし24bit/96kHz、24bit/192kHzでの高品質音楽配信による制作およびCD制作サービスを行う。2013年の第20回日本プロ音楽録音賞で初部門設置となったノンパッケージ部門2CHで深町純「黎明」(UNAHQ-2003)が優秀賞を受賞するなど、ハイレゾ時代へのソフト制作を推進している。
沢口音楽工房サラウンド寺子屋UNAMASレーベル



Color As It is|Tomonao Hara Quartet

Color As It is|Tomonao Hara Quartet

TP原朋直。大学在学中よりジャズの演奏活動を開始、卒業後、本格的に音楽の道へ進む。90年代、日本ジャズ界に巻き起こった若手ミュージシャンによる一大ムーブメントの先頭に立ち活躍。1996年の初リーダー作「Evidence for My Music 」以来、多数のリーダー・アルバムを発表。他にも数多くの作品に参加する。演奏活動においてはジャズに留まらず、クラシック等の演奏にも挑戦し「一万人の第九コンサート」「佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート」などにゲスト出演し、好評を博す。また、テレビ番組「情熱大陸」で活躍が紹介され話題となった他、北野武監督の映画「ブラザー」やNHK-BS「ワールドニュース」のオープニング・テーマの演奏、ヤマハのCMへの出演及び楽曲の提供、「題名のない音楽会」への出演など、活動の場は広い。 海外のトップ・アーティストとの共演も多く、アメリカ、ヨーロッパ、アジアのジャズ・イベントにも多数出演している。
Color As It is|Tomonao Hara Quartetの詳細


           

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