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初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 鈴木啓 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪)
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TMネットワーク、U-WAVE、BoA、倖田來未などのマニピュレーターとしてキャリアをスタートさせ、クレモンティーヌや渡り廊下走り隊7などのアレンジも手がける鈴木啓氏は、最先端のスクリーンと複雑なシーケンス・システムで世界に衝撃を与えた初音ミクのライブパーティー「ミクパ♪」のバンドマスター兼マニピュレーターとしても手腕を発揮しています。SSDを搭載した5台のラップトップとMADIにより、ライブ・パフォーマンスだけでなく64chライブ・レコーディングまでを完全二重化のフルデジタルで、そしてWOWOWでの生中継を実現!このトラブルが許されない複雑なライブにStudio Oneをフィーチャーした理由を独占インタビュー。

    

MADIによるシンプルなワイヤリングで不可能が可能に

—— 今回はWOWOWの生放送やレコーディングがありましたが
 WOWOWでの生中継、そしてライブ収録などの話を頂いて、多チャンネル化と、大きな会場でも対応できる長距離回線が必要になってきたのです。せっかくここまでデジタルでやってきたのに、アナログで引き延ばすのはどうかなという話になって、お世話になっているシンタックスさんへ相談したら、MADIなら最大2kmまで光ケーブル1本で64チャンネルも扱えるからフルデジタルが実現できるかもとの話だったので、MADIの検討を始めたわけです。

—— MADIを知ったのはいつ頃ですか
 MADIの存在は随分前から知ってはいたのですが、まだまだ敷居が高いなという印象でした。マニピュレートの仕事では、A面/B面という感じで使い分けをしたいわけですが、ハイスペックのI/Oを2台用意するのはスマートではない。それなら、システム全体をデジタルでパッチして、最終ステージに優秀なDAコンバーターを入れれば、出音はそこで決まってくるという発想で、AES/EBUコンバーターとして、レコーディング現場でも評価が高いSSLのAlpha-Link SXを導入して、いろいろなアーティストのアリーナやドーム・ツアーのマニピュレートや収録で使ってきました。やはりSSLは音が良いねと話をしていたのですが、Alpha-Link SXにMADI端子が付いているのを思い出して、早速MADIのテストを始めたのです。それから、RMEのMADIコンバーター/分配機やMADIオーディオ・インターフェースも導入していって、今のフルデジタルのシステムが構築できたのです。

Studio Oneはシステムに対しても軽く触った感じのレスポンスも明らかに早い

—— Studio Oneの導入理由とは
 PreSonusのStudio Oneは、前々から音が良いという話をいろいろな所から聞いていましたよ。でも、Pro Toolsメインで長年仕事をしてしまっているのでなかなか試す機会がなかったのですが、Pro ToolsでサードパーティI/Oを使う場合って入力チャンネル数の上限が32チャンネルじゃないですか。だから64チャンネルMADIオーディオ・インターフェースは使えないことが判明したのです。それで、今回がいいタイミングだなと思って、Studio Oneを導入しました。そしたら、もの凄い軽さに先ず驚いて..。それに、システムに対しても凄く動作が軽い。Pro Toolsだと、アプリ起動中ににちょっとI/Oを変更しようとするくらいでもたまに落ちちゃったりするじゃないですか。Studio Oneはそれがない。そして、触った感じのレスポンスが明らかに早い。トラックに何もない状況で比べても全然違う。その体感スピードを凄く感じましたよ。

完全二重化のMADIによるフルデジタルで構築された鈴木氏のブース

 今回の初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansaiでは、全てStudio Oneで収録を行っています。もちろん、僕のブースと100m程離れた収録室との二重化で。光ケーブル1本で、こんなに簡単に2台のコンピューターに64チャンネルも録れるって、これは本当に凄いことなんです。これは感動もので、凄い時代になったなと思いますよ。ただ、この凄さを分かってくれる人があんまりいないです(笑)。今回の様なスケールを今までの機材でやろうとすると、アナログになってしまうし、配線も大変でスタッフも必要。そして予算もかかってしまう。そういう意味で、今回のシステムはとてもスマートで、僕らの感覚からすると、とてもリーズナブルにすら感じますよ。

 そして、MADIのチャンネル数が64というのも良いですね。バンド系だと48チャンネルでは足りないケースも多いので。やはりチャンネル数は多いに越したことはないというか..。ただ、24Bit 48kHzでも64チャンネルではハードディスクだとスピード的にも難しいけど、今ならSSDがあって、これ位でもサクっと録れてしまう。Pro Toolsって録った後の波形表示に時間がかかるので、それって心臓に悪いじゃないですか(笑)。Studio Oneは瞬間的に表示しちゃう。本当に録れてるの?と思う程に早い。もちろんSSDの効果もあるとは思うんですけど..。僕のチームでは、SSDは全部Intel製で、MacBook Proのドライブを外してしまってSSDを2台内蔵し、1台はOS用でもう1台はデータ用で使用しています。SSDを内蔵にすることでUSBやFireWireポートも空くし、MacBook Proを持って行くだけで済むわけです。50トラック使っていてもSSDの負荷は数パーセントしかいかないんですよ。

WOWOWでの生放送そしてバックアップにも柔軟に対応

—— ライブから生放送まで対応した全体のシステムとは
 今回の初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansaiでの全体的なシステムとしては、最終的にクリックを含むシーケンス・トラックは8トラックにまとめADATでPA卓へ送っていますが、残念ながら今回は卓の仕様の関係で、ステージとPA卓間はアナログなんです。だから、アナログで行って帰ってくるサウンドと直接デジタルで立ち上げているシーケンス・トラックとでズレが生じる。これは会場が大きくなればなる程大きくなるので、シーケンス・トラックだけオフセットをかけてタイミングを合わせています。映像、ボーカル、シーケンス、クリック、そしてバンド演奏の最終的なタイミングを合わせなければいけないので、会場で実際やってみないとレーテンシーは分からないですね。

Studio OneがインストールされたWOWOW中継室

 最終的なPAミックスは64チャンネル分を8系統のADATで出力して、そこからRMEのコンバーターでMADIフォーマットに変換しMADI分配しています。このMADIは、僕のブースの中央にあるStudio Oneでライブ・レコーディングしつつ、収録室へも分配されています。収録室には、SSLのAlpha-Link SXとRMEのMADIコンバーターが用意され、WOWOWの生放送用の2ミックス、そしてStudio OneがインストールされたバックアップPCでライブ・レコーディングが行われています。この収録室で2ミックスしたサウンドが会場外にある中継車、そして衛星車へ送られWOWOWで生放送されています。

 以前は、映像も音も一緒にする方式もあって、映像なら7.1チャンネルまで対応しているじゃないですか。8chのエンペデット音声のSDI映像信号にシーケンスを乗せて映像からシーケンスを出していたのですが、映像の書き出しって何時間もかかるので微調整が難しく諦めました。それで、音と映像を分離させることにしました。分離させることはリスクじゃないというか、現場対応ができるメリットとして捉えて今のシステムになったわけです。これならいつでも柔軟に対応できますし、ショーのクオリティを上げるということを成し遂げられますからね。


鈴木啓鈴木啓|シンクライヴ代表、株式会社エバートラストエンタテインメント代表
TMネットワーク、U-WAVE、BoA、倖田來未などのマニピュレーターとしてキャリアをスタートさせ、メジャー・アーティストのアリーナやドーム・ツアーなどでのマニピュレート。サウンドデザイン、ライブ・レコーディングや、クレモンティーヌや渡り廊下走り隊7などのアレンジも手がけるマニピュレーター、コンポーザー、アレンジャー。初音ミクをメインとしたライブ・パーティ「ミクパ♪」では、バンドマスター兼マニピュレーターとしても手腕を発揮。


ミクパミクパ♪
世界中で話題沸騰のバーチャルシンガーである初音ミクをメインとしたライブ・パーティ。2011年3月9日に東京で初めて公演を行い、同年8月に札幌、11月にはシンガポール、翌2012年3月に再び東京、同年10月には、海外ツアー(香港、台湾)、2013年2月に札幌公演、3年目の節目となった3月9日には初めての関西公演を実施。これまでの期間で、計8会場、15公演を開催し、延べ35000人以上の観衆を集めた初音ミクのライブステージ。関西公演はWOWOWで生中継された。また、8月30日には関西公演を収録したブルーレイ、DVDの発売が予定されている。
オフィシャル・サイト:5pb.jp/mikupa/
WOWOW特設サイト:www.wowow.co.jp/music/miku/

©SEGA/©Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
Graphics by SEGA/MARZA ANIMATION PLANET INC.
Organized by MAGES.


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