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作曲家|砂原良徳 作曲家|砂原良徳
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電気グルーヴでの活動を経て、サウンド・クリエイター/プロデューサー/DJとして活躍し、高橋幸宏、小山田圭吾、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井によるスーパー・グループ、METAFIVEのメンバーとしても注目を集める砂原良徳氏のトラック制作に欠かせないのがPreSonusのStudio One。優れた操作性と軽快な動作、そしてナチュラルでクセのない音質を高く評価し、0.5秒の差でも制作活動に大きく影響を与えると語る砂原良徳氏に、SWITCHした理由やシーケンサー遍歴、トラック制作/マスタリング・ツールとしての魅力を独占インタビュー。

    

音源で一番使うのは、純正サンプラーのSample One

—— 純正エフェクトやインストゥルメントは
 かなり使っていますね。エフェクトですと、Analog DelayやBeat Delayとか。EQはPro EQをよく使いますし、X-Tremも好きですね。シンプルなオート・パンですけど、パッドを動かしたりする時に重宝しています。音源で一番使うのはサンプラーのSample Oneで、とりあえずサンプルを鳴らしたいという時は最初に必ず立ち上げます。それでSample Oneでは難しい場合には、ドラムだったらNative Instruments Battery、それ以外はKontaktを立ち上げると。

 一番気に入っているのは、Note FXプラグインのArpeggiatorとChorderですね。Chorderは、入力した単音から和音を生成してくれる純正プラグインですけど、METAFIVEの『Luv U Tokio』のコードはこれで作りました。良い響きをメモっておくのにも便利な機能だと思います。


Studio OneのChorderを使用して制作されたMETAFIVEの「Luv U Tokio」

 Studio Oneのマスタリング機能もクセがなくて使い易いですね。DDPの書き出しもできて、当たり前のことが当たり前にできるソフトウェアだなと。マスタリング用途でも信用できるソフトウェアだと思います。

—— 最近のハード音源とソフトウェア音源の割合は
 ハード・シンセも一応置いてはありますが、ほとんど使わなくなりましたね。METAFIVEではまったく使いませんでしたし。最近はソフトウェア音源中心で、ハード・シンセはライブで使う位です。

 シンセはUVIのものかreFX Nexus2のどちらかという感じですね。どちらも音が良くて、UVIはE-mu Emulator IIとかローランド JX-3Pとか、他の会社がやらないような音源をソフトウェア化してくれるところが気に入っています(笑)。トイ楽器を集めたComplete Toy Museumもそうですし、欲しいと思っていたものを具現化してくれる。一方Nexus2は、EDM系の音源というイメージが強いですけど、それ系以外でも結構使える音色があります。まぁ、自分が使う音色は決まってしまっていますけどね。

METAFIVEではStudio OneのArpeggiatorやChorderが活躍

—— METAFIVEの『META』ではマスタリングも手掛けられていますが
 エッジが立ったサウンドというのは意識しましたね。あとは音圧感。テイさんとも話して、クラブ・ミュージックの音圧感は確保しようと。でも、何だかサウンド面でのイニシアチブは僕が握っていたような感じになっていますけど、実際はテイさんや小山田くん、ゴンちゃんに相談していましたよ。「これ、どう思う?」って。

—— ライブ作品『METALIVE』は
 アルバム同様、ミックスは高山徹さんにやってもらい、スタジオに行って確認しました。基本的にはテレビで放送されたものと同じサウンドですけど、もうちょっと最適化されているというか、よそ行きな音になっていますね。それにしても、METAFIVEは楽しいですよ。みんないい歳なので、若いバンドのような衝突もないですし(笑)。新譜の『METAHALF』もぜひ聴いて頂きたいですね。

—— 待ち望まれているソロの新作は
 あんまり考えてなくて、ずっとほったらかし状態。作ったところで、どうせみんな聴いてくれないですし(笑)。とりあえず今はMETAFIVEで(笑)。


砂原良徳 / Yoshinori Sunahara
砂原良徳1969年9月13日生まれ。北海道出身。電気グルーヴに91年に加入し、99年に脱退。電気グルーヴの活動と平行して行っていたソロ活動では、95年にアルバム『Crossover』、98年にはアルバム『TAKE OFF AND LANDING』、『THE SOUND OF‘70s』を2作連続リリース。01年に電気グルーヴ脱退後初となるアルバム『LOVEBEAT』をリリース。02年には幕張メッセで行われたフェスティバル“ELECTRAGRIDE”でキャリア初となるソロライブを披露。その他にもACOのシングル「悦びに咲く花」、映画「ピンポン」の主題歌となったスーパーカーのシングル「YUMEGIWA LAST BOY」などのプロデュースや数多くのCM音楽などを手掛ける。09年には映画「ノーボーイズ、ノークライ」(主演:妻夫木聡/ハ・ジョンウ)のサウンドトラック『No Boys, No Cry Original Sound Track』をリリース。2010年には元スーパーカーのいしわたり淳治とのユニット<いしわたり淳治&砂原良徳>を結成し、相対性理論のやくしまるえつこをボーカリストに迎えてシングル「神様のいうとおり」をリリース。2011年には10年振りのオリジナルアルバム『liminal』をリリース。2015年には高橋幸宏、TOWA TEI、小山田圭吾、ゴンドウトモヒコ、LEO今井とともにMETAFIVEを結成し、2016年1月にアルバム『META』をリリース。11月にはミニアルバム『METAHALF』をリリースする。
砂原良徳公式サイト
METAFIVE公式サイト


Photo/Video:八島、鈴木

Studio One Professionalクロスグレード版の詳細

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