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PreSonus AB1818VSL Remote

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PreSonusは、StudioLiveの利便性を更に高めるため、高い評価を得ているRational AcousticsのSmaart Measurement Technology™を順次Virtual StudioLive™に搭載します。

Smaartは単体のテクノロジーではなく、サウンド・システム分析と最適化のための音響測定ツールとテクノロジーを融合させたコレクション。ライブ・サウンドのエンジニアやサウンド・コントラクターであれば、Smaartの評判を耳にしたことがあるかもしれません。Smaartはこのフィールドで金字塔的な存在として高い評価を得ています。VSLに搭載されたSmaartは、StudioLiveファミリーに搭載されたグラフィックEQを使用し、視覚的にサウンド・システムをシンプルかつ簡単に調整できるようデザインされています。今後段階的に、より高度なSmaartテクノロジーをPreSonus製品に導入していく予定です。

Smaart Spectraの搭載により、StudioLiveファミリーのグラフィックEQを活用しライブ・サウンドを向上させることが可能です。問題となるフィードバック周波数を視覚的に正確に検出、スピーカーをルームアコースティックに合わせて調整するなど、VSLのSmaartを活用すれば音響学の知識がなくても簡単に調整できます。VSLに統合されたSmaartは、直感的でアクセスも容易です。経験の浅いユーザーでも基本的なシステム調整を行うことができ、また熟練のユーザーもシステムをすばやく正確に調整することができます。

ミックスのスペクトル成分をリアルタイムに表示し調整

Universal Control 1.6のグラフィック・イコライザー・ボタンをクリックすると、Smaart SpectraのSpectrographとリアルタイム・アナライザー・アルゴリズムが起動し、ルーティングされているスペクトル成分が特定のグラフィックEQに表示されます。Studio Oneのプラグインと同じようにリアルタイム・アナライザーをオンにして、リアルタイムにサウンドを表示させることも可能。ミックスのローエンドが強すぎるのか、ルームがブーミーなのか判断しにくい場合は、RTAを使用してミックスの問題箇所を表示させクリーンにすることさえ可能です。しかし、一番注目すべき点はSmaart独自のSpectrogramディスプレイです。

オーディオを三次元で

Smaart SpectraのSpectrogramには、レベル、周波数、時間が対となって表示され、周波数と時間を軸で、レベルを色で、スペクトル測定結果を連続グラフで表示。ディスプレイには、グラフィックEQの調整に合わせてリアルタイムに結果が表示されます。

  • SmaartのSpectrogramについて
    スペクトル内のある周波数帯が下のスレッショルドを超えると、グラフに表示され、低レベルでは濃い青、その後レベルが高くなるにつれて緑、黄、オレンジ、赤へと変化していきます。最終的に、レベルが上のスレッショルドに達するかスレッショルドを超えると白で表示され、フィードバック周波数をすばやく検出したい場合に特に有効です。フィードバックは垂直線としてはっきり表示されるのですぐに判別でき、StudioLiveファミリーのグラフィックEQで調整できます。

  • 使用例:SmaartのSpectrographでフィードバックを判別
    SmaartのSpectrographはリアルタイムの周波数情報の連続した「流れ」を視覚的に表示するため、フィードバックがあれば、白または赤のはっきりとした「線」としてSmaartのSpectrographのディスプレイに表示されます。これにより、最も近い周波数帯を非常に簡単に下げることができ、対応する31バンドのGEQスライダーを下げれば瞬く間にフィードバックの除去が可能。これは、Auxモニター・ミックスやフロア・ウェッジにも、PAメインにも使用でき、他のフィードバック抑制方法よりもずっと効果的です。

そしてVSLのメリットも

SmaartがVSLに統合されていることにより、無償提供されるiPad用のStudioLive Remote 1.3以降を併用しSmaartの機能をワイヤレスでコントロールが可能です。さらに、サードパーティのVPSソフトウェアを使用してVSLをリモート・コントロールし、それによりSmaartをインターネット経由でコントロールすることも可能。これにより、コントローラーはクライアントの緊急事態に遠隔地からも対応できるようになります。これらは、Rational Acousticsとの協調関係の始まりに過ぎません。PreSonus製品は、もっとスマートに進化していきます。