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山田ノブマサ けもの 近藤夏子
[English]Retina Display Ready

スタジオ・セッションでは得られないインプロヴィゼーション、フィールが生まれるのがライブ。そんなワン・タイム・パフォーマンスを、LOVE PSYCHEDELICOの作品で知られるエンジニア/ミュージシャンである山田ノブマサ氏が、PreSonusモバイル・レコーディング・システムを導入し積極的にレコーディングしています。このシステムを構築するに至った経緯、実際のセットアップ、ライブ録音時のポイントを、荻窪ベルベットサンで行われた青羊のプロジェクト「けもの」のライブ音源を元に山田氏が語ります。

    
 

同じキャラの24chマイク・プリアンプが、僅か3Uラックに収まってしまうのが最高

—— Pro Toolsはバージョン9でCore Audio/ASIOに対応し、サードパーティのオーディオ・インターフェースも使用できる様になったわけですが、PreSonusを選んだ理由は?
 僕が考えているこのプロジェクトは、クライアントがミュージシャンなんです。だから、できるだけコストをかけずに出張できて、僕の持っている機材を最大限生かせて且つクオリティが高いシステムが構築できないかと考えていたんです。ある程度のチャンネル数が使えて、すべての入力にちゃんとしたマイク・プリアンプが備わっていて、尚かつコンパクトな製品..。この僕の条件を満たしていたのがPreSonusの製品だったんです。

 動作はもちろん、音質もまったく問題無くて。何より24ch分のオーディオ・インターフェースとマイク・プリアンプが、僅か3Uラックに収まってしまうのが最高ですよね。しかもマイク・プリアンプのキャラが全チャンネル同じで..。僕が使っているPreSonusの製品はすべて奥行きが僅か180mm、重量もトータルで10kg以下なんです。これであれば、ライブ・ハウスへの搬入も僕1人で楽に行うことができるので、正にモバイル・ソリューションですね。

PreSonusの24chモバイル・システム

—— ライブ・レコーディングでの必要なチャンネル数は?
 ほとんどの場合は16chでも問題ないとは思うんですけど、やっぱり24chあると安心ですよね。24chあるとミックス時に楽になりますし、現場でいろいろやりたくなった場合やクライアントからの急な要望にも柔軟に対応できますからね。

 それに、FireStudioDigiMax FSも、搭載されているADATがS/MUXにも対応しているんですよ。だから、FireStudioとDigiMax FS 1台だけで、24Bit 96kHzで16chも録れるので高音質配信用のコンテンツ制作にも対応できるシステムですね。

音の芯をしっかり捕らえ大きなヘッドルームがXMAXの魅力

—— PreSonusのFireStudioやDigiMax FSにはPreSonusの伝統的な“XMAX”というディスクリート設計のクラスAマイク・プリアンプが搭載されているのですが、そのサウンドはいかがですか?
 まず驚いたのが、音の芯をしっかり捕らえてくれること。この価格帯でここまで音の芯を捕らえてくれるのは凄いですね。それと、30Vものパワーレールが採用されているからだと思いますが、ヘッドルームが大きい所も“XMAX”の特徴だと思います。これはプロの現場で使えるかどうかという点で、ヘッドルームの大きさはとても重要なんですよ。この位大きく確保されていれば、ライブ・レコーディングにも問題なく使用できますね。

 さらに、FireStudioもDigiMax FSもデザインが統一されていてフロントに整然と入力端子が装備され、XLRのライン入力にも対応している。このレイアウトは確認しやすくて、何がどこに来ているのがすぐに分かる。後ろに回って懐中電灯で照らす必要もないですからね。他にも、ゲインノブのレイアウトがトライアングルになっていたりと、現場をわかって製品開発しているなと思います。もちろん、録音するジャンルや楽器に合わせてGMLやCameleon Labsを持ち込んだりもしていますが、そういったマイク・プリアンプと比べても、クオリティ的には何ら遜色がないと思います。レコーディング・スタジオで、商業作品を作れるレべルのマイク・プリアンプと言うか。それが24ch分揃っていてモバイルで録れるのは嬉しいですね。正に僕が思っていたいことにピッタリ合ったシステムですよ。

微妙なコントロールで音の芯を捉えるポイントを探る山田氏

—— XMAXのキャラクターは、どのような印象でしょうか?
 音の密度がガッツリ詰まった様なサウンドですね。非常に中域がしっかりしています。どちらかと言えば、ジャズのような繊細な音楽よりも音の芯が捉えられているので、ロックやポップスに合っているサウンドかなと思います。FireStudioとDigiMax FSには、基本的に同一のXMAXマイク・プリアンプを搭載しているということで、使った感じも全く気にならないです。実際には3台の機材が繋がっているわけですけど、感覚的には全24チャンネルのキャラが統一された1台のオーディオ・インターフェースと言う感じです。これは、アウトボードからオーディオ・インターフェースまでを自社で手掛けるPreSonusならではのポテンシャルだと言えますね。

—— 実際には3台が繋がっているわけですけどレーテンシーは感じられましたか?
 僕もテストする前は気になったんですが、使ってみた所問題ないですね。TC Applied Technologies社のJetPLL(フェイズ・ロック・ループ) ジッター低減テクノロジーの効果ですかね。物理的に結線されているので、実際にシビアに計測すれば、もしかしたら数サンプルの差はあるのかもしれないですけど、ステレオでまたいだりしない限り大丈夫だと思います。

 正確を期すなら、ワード・クロックを並列に分配するのがいいかもしれないですね。僕はFireStudioをマスターにして、2台のDigiMax FSを数珠繋ぎにしているんですが、まったく問題ありませんでしたよ。あと、全機種にワード・クロックのターミネーターが付いているのも信頼のポイントですね。

本格的に使用したのは“けもの”と言うジャズ・バンドのライブが最初

—— このライブ・レコーディング・システムは、いつ頃から使われているのですか?
 本格的に使用したのは9月9日の“けもの”と言うジャズ・バンドの荻窪ベルベットサンでのライブが最初ですね。この時のメンバーは、ボーカル&アコースティック・ギター:青羊、フレットレス・ベース:織原良次、ピアノ:石田衛、ドラム:柵木雄斗の編成で、ピアノに2本、ドラムに5本、アコギに1本、アンビエンス用に2本のマイクを僕が立てて、ベースはラインで、ボーカルはPAさんから分けてもらって計12chのレコーディングでした。セッション・フォーマットは、24bitの48kHzです。

 同時にフィールド・レコーダーでも録ったので、PreSonusモバイル・レコーディング・システムで録ってミックス・ダウンしたサウンドと比較試聴してみてください。今回のシステムの良さがわかると思います。

青羊のプロジェクト「けもの」at 荻窪ベルベットサン
けもの公式サイト:kemonoz.com


けもの|Day by Day at 荻窪ベルベットサン
〜フィールド・レコーダーでの録音テイク〜


けもの|Day by Day at 荻窪ベルベットサン
〜PreSonusモバイル・レコーディング・システムでの録音テイク〜

—— その際、使用したマイクについて教えてください
 ピアノにはAKGのC-414を2本使って、ドラムはトップにM-AudioのSputnikを2本、キックにはSennheiserのMD 421、スネアとハイハットにはShure SM57を立てました。アコースティック・ギターに立てたのもSM57ですね。ドラムのトップに立てたSputnikはお気に入りのマイクで、よく使っています。ボーカルは自分が持ち込んだマイクがあまり合わなくて、結局PAさんが立てたAUDIXを使わせてもらいました。アンビエンス・マイクはAKGのC-451Bを2本、客席に立てました。

 今回のマイク・プリアンプに関しては、ドラムとベースにはCameleon Labsの7622を使い、ピアノとアコースティック・ギター、そしてボーカルにはGMLの8304。アンビエンスにはFireStudioのXMAXマイク・プリアンプを使用しました。この時はAPIの550も持ち込んで、ドラムのトップとピアノ、ボーカル、ベースに使いましたね。繋ぎ方としてはスタジオ・レコーディングの時と同じで、Cameleon Labsの7622の出力をAPIの550に入力して、この時はDigiMax FSが間に合わなかったので48kHz版のDigiMax D8に送っている感じです。

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