PreSonusヒストリ - 1995年創立
ルイジアナ州立大学で電気工学を学んだミュージシャン/プロデューサーのジム・オドムは、1995年、プロフェッショナルなクオリティをハイコストパフォーマンスでミュージシャンおよびオーディオ・エンジニアに提供する音楽制作ツールの開発を目的にPreSonusを創立しました。
ジムの車庫からスタートしたPreSonusは、その後ルイジアナ州バトンルージュ中心部にある家具店「Causey’s Furniture」の2階へと場所を移し、そこで最初の3年間を過ごしました。受賞に輝いたPreSonus初の製品DCP-8は、デジタル・コントロールの8チャンネル・コンプレッサー/リミッター/ゲートで、デジタル回路のアナログ・コントロールにおける技術で特許を取得しました。時代を大きく先取りしたDCP-8は、スタジオ・エンジニアを対象に設計され、8チャンネルのアナログ・コンプレッションをインサートし、保存、呼び出し、オートメーション設定が行えました。これらの機能は、その当時10万ドルを超える高価なミキシング・コンソールにしか用意されていないものでした。
「Causey’s Furniture」2階のオフィスで、PreSonusはDCP-8のアナログ・バージョンであるACP8、BlueMax2チャンネル真空管コンプレッサー、ACP22デュアル・コンプレッサー/リミッター/ゲートを設計/製作しました。
1998年、PreSonusは現在のロケーションであるバトンルージュ・ボン・キャレ・テクノロジー・パークへと移転します。 これまでの10年に、PreSonusは、音楽制作とプロダクション・プロセスの向上を目的とする、革新的でプロフェッショナルかつハイコストパフォーマンスの音楽制作業界向けツールを数多く開発してきました。
こちらでは、賞に輝いたPreSonus製品をいくつかご紹介します。
- DigiMax(2000年)
ADAT出力を搭載した8チャンネルのマイク・プリアンプ。 - FireStation(2002年)
FireWireマルチチャンネル・コンピューター・レコーディング・システム。いち早くFireWireに対応し話題を呼びました。 - Central Station(2004年)
トークバックを搭載した初のモニター・コントローラー。 - FirePod(2004)
マイク・プリアンプ8基を搭載した初のFireWireレコーディング・システム。 - INSPIRE 1394(2005)
デイジーチェーンに対応した初のコンパクトFireWireレコーディング・システム。 - FireStudio(2006)
サラウンドおよびステレオのスピーカー・スイッチングとコミュニケーションのリモート・コントロールに対応した初のFireWireレコーディング・システム。