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鈴木啓 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 鈴木啓 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪) 初音ミク ライブパーティー in KANSAI(ミクパ♪)
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TMネットワーク、U-WAVE、BoA、倖田來未などのマニピュレーターとしてキャリアをスタートさせ、クレモンティーヌや渡り廊下走り隊7などのアレンジも手がける鈴木啓氏は、最先端のスクリーンと複雑なシーケンス・システムで世界に衝撃を与えた初音ミクのライブパーティー「ミクパ♪」のバンドマスター兼マニピュレーターとしても手腕を発揮しています。SSDを搭載した5台のラップトップとMADIにより、ライブ・パフォーマンスだけでなく64chライブ・レコーディングまでを完全二重化のフルデジタルで、そしてWOWOWでの生中継を実現!このトラブルが許されない複雑なライブにStudio Oneをフィーチャーした理由を独占インタビュー。

    

映像、ボーカル、シーケンスをフルデジタルで一括コントロール

—— ミクパ♪ではバンドマスターとのことですが
 バンドマスターという形にはなっていますけど、サウンド全般のマニピュレート、そして効果音、オープニング、VJタイムなどの楽曲制作も行っているので、トータルでのサウンド・プロデュースの様なイメージです。初音ミクを始めとする各キャラクターのボーカルや声は、もちろん音声データなので、シーケンス・トラックにはボーカル・トラック、コーラス、シンセ、クリックなどが並んでいます。加えて、キャラクターが変わったり、衣装チェンジの効果音も追加されているので、ゲネプロで走っているトラック数はトータルで50トラック位にはなっています。

 トラック制作に関しては、最初に1曲単位でライブ・ミックスを作り込んでいきます。そこで追い込めないのは、全曲を並べた状態でプラグインのオートメーションをかけて仕上げていく感じです。キャラクターによって個性があるので、言葉によっては出過ぎてしまう場合もある。そこをマルチバンド・コンプやテープ・シミュレーターなどで全体的に馴染んで聴こえる様にトリートメントします。このボーカル処理が、このプロジェクトの特徴的なポイントで、ミックスに近い様な作業です。この現場では、PAさんと横に並んでいるので、PAさんのミックスに対してコミュニケーションをとりながらサウンドを詰めて行けるのでやりやすいですね。

最後の最後まで調整を続ける鈴木氏

—— 現在の基本的なシーケンス・システムとは
 シーケンスの出し方はいろいろな方法がありますが、現在はPro Tools上にオーディオ・データを並べて出力しています。ゲネプロまではオートメーションもプラグインも生きていて、バンド、会場、PA卓によってもサウンドは変わってしまうので、最後の最後まで調整している感じです。最終的には、全てのシーケンス・トラックを8チャンネル程度までダウン・ミックスしてからバウンスして、1つのセッション・ファイルにライブ全てをまとめています。

 ただ、海外公演だと時間がなかったりする場合もあるので、その時にはバウンスせずにそのまま走らせることもありますね。最近のラップトップは、かなりパワーがあるので50トラック位でプラグインをかけている状態でも使えます。ただ、シーケンス・データの扱いとしては、ハードディスクだと弱い部分もあるのでSSDで対処しています。

 僕のブースには、キャラクターを出力するラップトップがメインとサブで2台、シーケンスを走らせるラップトップがメインとサブで2台、そしてPreSonusのStudio Oneがインストールされライブ・レコーディングを行うラップトップが1台の合計5台のラップトップで基本システムが構築されています。

 僕の右手側には、キャラクターを出力するメイン機があって、それをスタートさせるとシーケンスのラップトップがタイムコードを受信してスレーブで走り出します。ミクパ♪は、初音ミクを始めとするキャラクターがもちろん主役ですから、僕が映像をスタートさせると全てが一斉にスレーブで動き出すシステムになっています。

セーフティにショーを成立させるため全てが二重化のシステム

—— 音だけではなく、映像も制御されているのですか
 僕の後ろにいる映像チームは、僕がスタートさせた映像の出力を1/2階へ振り分けたり、映像のミックスなどもしています。僕が映像のメイン機をスタートさせると、映像のサブ機もスレーブとしてスタートし、同時にシーケンス・トラックはジャムシンクみたいな形でついていく感じなので、万が一、映像が止まってもシーケンスは止まらない様なシステムになっています。そして、映像も二重化されているし、シーケンスも二重化されているので、音が止まった場合には僕がメインとサブを切り替えて対処し、映像が止まった場合には映像チームがメインとサブを切り替えて対処するような感じで役割分担ができています。

ミクパ♪のゲネプロ光景

 ミクパ♪には2つの目標があって、1つ目はセーフティにショーを成立させる。2つ目はショーのクオリティを上げることなのですが、このバランスが難しい。本当はもう少しこういうこともしたいけど、リスクが高いからやめておこうとか..。映像が止まってしまうと全てが成立しなくなるというか、リスクマネジメントをしっかりしていかなければならない。

大規模なシステムからシンプルなラップトップ5台へ

—— 映像、ボーカル、シーケンス全てを一括コントロールするのは大変なことだと思いますが
 僕のチームでは、過去にシーケンスが止まったことは流石にないですが、海外で回線がトラブってボーカルが出なくなったことはありましたね。その時は、ボーカルだけサブ機からリアルタイムで出力しました。完全に青ざめましたけどね(笑)。やはり海外では、機材を発注しても同じ機材が届いていないとか、いろいろな問題がそもそもあったので、自分達でどこへでも持っていける様なシステムを模索し始めたのです。

和歌山ビッグホエールで開催された「初音ミク ライブパーティー 2013 in Kansai」

 初期の頃はMac ProとPro Tools|HDシステムによる大規模なシステムでした。基本的には、映像を出力する専用機からタイムコードを出力して、それにシーケンス・トラックがスレーブするわけですが、実は映像を出力する専用機というのが、海外だとその機材がないとか、いろいろフォーマットを変換しなければならないとか、実は結構難しくて..。日本でも結構特殊な機材になって大掛かりになるのです。それで、いろいろと試行錯誤しまして、あるアイディアでこの問題をクリアして、Thunderbolt接続の小さなビデオ・インターフェースだけで同等のことが可能になったのです。だから、今回は同期に関してMIDIは使っていないです。やはり同期にはSMPTEの方が安定しているので..。

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