AVB Stage-to-Console Solution

AVBネットワーク・ステージ・ボックス

StudioLiveシリーズIIIの完璧なパートナー

PreSonus® StudioLive®シリーズIIIとシームレスに連携するようデザインされたPreSonus NSBシリーズは、強固なステージ・ボックス。素早く簡単に設定でき、AVBネットワーク経由でステージからミキサーへ信号をルーティングすることができます。CAT5eまたはCAT6 Ethernetケーブル1本で接続できるため、軽量かつ信号の劣化もありません。NSBシリーズの入力、プリアンプ、ファンタム電源をネットワーク接続されたシリーズIIIまたは無償のPreSonus UC Surfaceタッチコントロール・ソフトウェアからリモートコントロールすることさえ可能です。ラインアップは32入力16出力のNSB 32.16、16入力8出力のNSB 16.8、8入出力のNSB 8.8の3機種です。

接続可能―とにかく多数

ステージ・ボックスの要はアナログ接続です。NSBシリーズは必要となるI/Oすべて、あるいはそれ以上を提供します。入力共有の場合のゲイン補正を含む、PreSonusならではのリモートコントロール可能なクラスAソリッドステートXMAXプリアンプを搭載したロック機構付きのコンボ端子を装備。ライン入力はすべてStudioLiveシリーズIIIおよび無償のPreSonus UC Surfaceソフトウェアからコントロール可能です。出力はすべてロック機構付きのXLR端子を装備しています。これでも足りない場合、内蔵の2ポートAVBスイッチを使用して複数のユニットをデイジーチェーン接続し、さらに大規模なライブやインスタレーションの場合にも十分な接続性能を確保できます。

XMAXプリアンプの音質が素晴らしい理由について詳しく読む

マイクロフォン・プリアンプは、マイクロフォンの信号レベルをライン・レベルへ増幅しアナログからデジタルへコンバートします。このマイク・レベルからライン・レベルへの増幅は、一般的にマイク・レベルのボルテージを400倍以上に増幅したものがプリアンプリフィケーションとなります。多くのオーディオ・インターフェースに採用されているオペアンプ回路を使用したプリアンプでは、音が細く、ノイズが多く、荒いサウンドの要因となるのです。しかしXMAXプリアンプでは、音響のクオリティの制限となるのは接続されるマイクのみとなります。

XMAXクラスAマイクロフォン・プリアンプは、次の3つの要素を特徴としています:

  • 純A級 ― XMAXクラスAマイクロフォン・プリアンプは、回路に常に最適な電圧が流れている状態が保たれます。そのため、通常のオペアンプ回路で見られるクラスA/B回路と比較して、クラスA回路では電圧が切り替わる際に生じるクロスオーバー歪みがなく、よりピュアでクリーンな音楽的サウンドを実現します。
  • ハイ・ボルテージ ― XMAXクラスAマイクロフォン・プリアンプは30Vものパワーレールを使用していますが、オペアンプを使用した一般的なプリアンプでは、10V〜18V程度のパワーレールが使用されています。ハイ・ボルテージ・パワーにより、余裕のあるヘッドルームが得られリッチな低音域、滑らかな高音域、奥行きのあるサウンドが得られるのです。
  • ディスクリート・デザイン — XMAXクラスAマイクロフォン・プリアンプは、オペアンプ回路を一切使用せずトランジスター、レジスター、コンデンサーのみで構成されています。一般的なオペアンプはノイズ、色づけ、ざらついた質感を付加してしまいますが、ディスクリート・デザインでは最小のノイズと透明度を提供します。

XMAXプリアンプ・デザインでは、大きなヘッドルーム、最小のノイズ、広いダイナミック・レンジと周波数特性、そして何よりも妥協のない音楽性と透明度が得られるのです。

NSBシリーズ・ステージボックス(およびStudioLiveシリーズ IIIコンソール/ラック・ミキサー)のXMAXプリアンプはもうひとつ利点を提供します。それはリコーラブルである点です。PreSonusは、1995年に初のスタジオ製品でアナログ回路を介したデジタル・コントロールの特許を取得しました。この技術に基づき、PreSonusは、アナログXMAXプリアンプ・デザインの忠実度を犠牲にすることなくデジタル・リコールの簡便性を提供する個々のデジタル・ボリュームコントロール回路を開発しました。結果として、NSBシリーズのXMAXプリアンプはUC SurfaceソフトウェアまたはStudioLiveシリーズIIIから直接リモートコントロールすることが可能となっています。

AVBネットワークとは?

オーディオ・ネットワークは、単にデジタル・スネークを接続する手段にとどまりません。AVBネットワークを使用して、CAT5eまたはCAT6 Ethernetケーブルを使用してデジタル・オーディオ・デバイスを長距離接続し、ネットワーク上のあらゆる場所で超低レーテンシーでオーディオをルーティングできます。AVBは、オーディオにとって他のネットワーク・プロトコルに比べてより良い選択となるさまざまな利点を提供します。たとえば、AVBは高精度クロックを提供し、倍音歪みやフェージングを大幅に低減させ、オーディオを明瞭かつクリーンに保ちます。また、AVBは低レーテンシー・オーディオを伝送するのに十分な帯域幅をあらかじめ確保します。つまり、同じネットワーク上でネットサーフィンしていても大丈夫なのです。これらの重要な利点は、AVB固有の特徴です。デバイスで特別な設定を行う必要はありません。これらの重要な利点は、AVBだけの特徴です。

AVBについて詳しく読む

AVB(Audio Video Bridging、TSN(Time Sensitive Networking)とも呼ばれる)は、米国電気電子学会(IEEE)が定める音声と映像をネットワーク転送するための規格。ネットワークの整合性に妥協することなく、AVBトラフィックを処理可能な「スマート」・スイッチ経由でオーディオ、ビデオ、その他の形態のデータを伝送するシングル・デジタル・ネットワークです。

AVBネットワークはAVBスイッチ(PreSonus SW5Eなど)を使用します。これはネットワークのアクティブな部分で、非AVBトラフィックを加速させて超低レーテンシーでのオーディオの伝送に十分な帯域幅が常に確保されるようにします。そのため、他のネットワーク・トラフィックに関係なく、低レイテンシーのオーディオ・パフォーマンスが保証されます。

最後に、AVBは、プロプライエタリ・システムではなく、簡単に入手可能なCAT5e/CAT6 Ethernetネットワーク・ケーブルおよび端子を使用します。

極めて要求の厳しいツアーにも耐え得る堅牢性

特に長期にわたるツアーでは、どれだけ大事に扱ってもステージ・ボックスへのダメージは避けられないものです。ですが、その条件がどれほど厳しいものであれ、ステージ・ボックスの不具合は絶対にあってはならないものです。だからこそ、NSBシリーズは堅牢なスチール・シャーシ製で旅先での苛酷な取り扱いに耐え得るようデザインされており、また頑丈なハンドルが装備されています。典型的なステージ・ボックスのフォーム・ファクターとなっているため、NSBシリーズはステージにもしっくりとなじみ、またオプションのラックイヤー・キットを使用してラックマウントすることも可能です。NSBシリーズはAce Backstageのステージポケットにも互換しています。



NSB 32.16のフロント&リア





NSB 16.8および8.8のフロント(オプションのラックイヤー・キット装着)




NSB 16.8および8.8のサイド

必要なものすべて…
そしてそれ以上

StudioLiveはデジタル・ミキサーだけではありません。StudioLiveシリーズIIIは、デジタル・コンソール、ラック・ミキサー、パーソナル・モニタリング・ユニット、ステージ・ボックスといったラインナップを含む、上位から下位までの包括的なソリューションです。シリーズIIIにはその核としてAVBが装備されているため、時の経過と共にユーザーのニーズに合わせてオーディオ・ネットワークを拡張することができます。

シリーズIIIなら、金曜に自宅のスタジオでレコーディングしたトラックを、土曜夜に出先の会場のFOHでミックスすることができます。日曜朝までにモニターに使用するミックスを間に合わせることができるのです。


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