Virtual StudioLive AI
Virtual StudioLive™ AI

StudioLive AIミキサー・シリーズ用コントロール/エディター/ライブラリアン・アプリケーション




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PreSonus® Virtual StudioLive™(Mac®およびWindows®用)は、豊富な機能と直感的な操作を提供するStudioLive AIミキサー・シリーズ用コントロール/エディター/ライブラリアン・アプリケーションとして誕生しました。Studio One®での操作と同じように、設定やシーンをブラウザーからまたブラウザーへとドラッグ&ドロップできます。VSLコントロールを操作するとStudioLive AIミキサー・シリーズの数値が変化し、またStudioLiveでの操作もコントロールに反映されます。マウスでの操作が簡単なミキサーのビジュアル・イメージや、編集可能なコンプレッサーとEQカーブを使用して、視覚的に編集できます。操作のスピーディーさと効率に驚かれることでしょう。

VSLのビジュアル編集インターフェースは非常に直感的で分かりやすく、ミキサーの操作に不慣れな方でも簡単に使用でき、またAce BakerやJohn Millsといった百戦錬磨のベテランFOHエンジニアをも満足させる超高速で明快なワークフローを備えています。

PreSonusのソフトウェア・チームがStudioLive AIシリーズ・ミキサー用にVSLを再設計してVSL-AIを開発した際、優れたアップグレードが登場するものと考えていました。その予想をいい意味で裏切り誕生したのが、大きなポテンシャルを秘めた、まったく新しいVSL-AIです。その可能性に出会う旅は、まだ始まったばかりです。

アクティブに統合されたソフトウェア

Virtual StudioLive™-AI(VSL-AI)は、PreSonus Universal Control-AIソフトウェア(Mac®およびWindows®用)の一部で、StudioLive AIミキサー・シリーズすべてに双方向のコントロール/エディター/ライブラリアン機能を提供します。またVSL-AIは、Smaart® System Check Wizardsを含む、Rational AcousticsのSmaart Measurement Technology™オーディオ分析ツールを搭載しています。

無償のPreSonus Universal Control-AIアプリケーションのStudioLiveの[Device]ウィンドウとしてアクセスすることで、VSL-AIはミキサーをバーチャルに視覚化。よく使用するミキサーのパラメーターを画面上で確認し、コントロールすることができます。[DSP]、[Aux]、[FX]、[Fader]パネルはそれぞれ展開表示させることが可能なので、必要に応じて必要な時に必要な部分を確認できます。さらにVSL-AIは、1280x768以上の画面サイズに合わせてカスタマイズが可能です。

しかしながら、VSL-AIはただのアップデートではありません。Active Integrationにより、新しい機能が追加されています。

他のStudioLive AI Software Library同様、VSL-AIも一新。ライブラリ内のすべてのアプリケーションはソフトウェア・プラットフォームを共有しており、Active Integration™テクノロジーによる新機能に対応しています。

VSL-AIは、すべてのStudioLive AIミキサー・シリーズと機能し、新機能に対応するよう事前設定されています。5つのStudioLive AI Software Libraryアプリケーションはすべて互いにそしてミキサーとアクティブに統合します。

たとえば、Capture™ 2.1でシーンを保存・ロードし、Studio One 2.6のFat ChannelプラグインととVSL-AIの間でプリセットを共有することができます。SL Remote-AIに入力されているチャンネル名はネットワーク(Capture、QMix-AI、VSL-AIを含む)を経由して送信されるため、チャンネルの名称設定は1回で完了。StudioLive AIミキサー・シリーズを含むどこからチャンネル名を設定してもかまいません。

ミキサーとの統合もこれまで以上にタイトになりました。たとえば、StudioLive AIミキサー・シリーズのシーン、エフェクト、Fat Channel、グラフィックEQプリセット・ライブラリは、VSL-AIに自動的に同期します。

これらの優れた機能は、この統合システムの機能の一部に過ぎません。 

設定をドラッグ&ドロップですばやく読み込み

StudioLive AIミキサー・シリーズのチャンネル、サブグループ、Auxセンド、メイン・レベル、ミュートとソロ、Fat Channel、エフェクト、グラフィックEQ設定まで、VSL-AIならドラッグ&ドロップでw簡単にコントロールできます。

Fat Channel設定のロードも、設定をチャンネルまたはミキサー・オーバービューにドラッグするだけ。チャンネルストリップ全体として、または個別のゲート、コンプレッサー、EQプリセットとして読み込むことができます。

EQ設定をチャンネル1にロードするなら、プリセットをEQのグラフィック表示にドラッグするだけ。思いのままに設定をミックス&マッチできます。

また、新しいシーンをミキサー全体に適用するなら、表示/非表示切り替え可能なブラウザー・リストからVSL-AIのバーチャル・ミキシング・サーフェスにドラッグします。

StudioLive AIミキサーには、プロのオーディオ・エンジニアにより作成された50のFat Channelファクトリー・プリセットが付属しています。プリセットは、ブラウズ可能な次の9つのカテゴリに分類されています:[Drum]、[Bass]、[Guitar]、[Keys]、[Horns]、[Percussion]、[Vocals]、[System]、[Miscellaneous]

これらのプリセットは、作業の起点として優れた機能を発揮します。VSL-AIでファクトリー・プリセットをドラッグ&ドロップでロードし、カスタマイズして、VSL-AIブラウザーに保存しましょう。もちろん、ミキサーでプリセットをロードすることもできますが、VSL-AIを使用すればずっとすばやく簡単になります。

カスタマイズしたプリセットが気に入ったら、StudioLive-AIミキサーの49のメモリー・ロケーションのうち空いているロケーションに送信できます。もちろん、Fat Channelプリセットは、VSL-AIブラウザー内に好きなだけ保存することができます。

バックアップして共有

VSL-AIを使用して、ご使用のStudioLiveに保存されているシーンとプリセットすべてのバックアップを取ることができます。保存できるシーン数は事実上無制限で、ブラウザー内で名前を変更して並び替えることができます。

保存した設定は、ディスクからStudioLiveにロードまたは送信したり、StudioLive内部に保存することができます。プリセット(jsonファイルとして保存されます)は、ブラウザーからメールやIMへドラッグしたり、他のStudioLive-AIオーナーとディスクスワップすることもできます。

双方向コントロール - 選択する必要がないということ

VSL-AIコントロールは双方向で機能するため、ミキシング・サーフェスとコンピューターから同時にミキサーを直接コントロールすることができます。

VSL-AIコントロールは双方向なので、StudioLive AIミキサー・シリーズ上でなされたフェーダーの動きやパラメーターの変更はVSL-AIにリアルタイムに反映され、VSL-AIでなされた変更はすぐさまStudioLive AIミキサー・シリーズに反映されます。StudioLive AIミキサー・シリーズを任意に設定してからシーンやその他のプリセットをVSL-AIに保存したり、VSL-AIでシーンやプリセットを作成してからミキサーのメモリに送信したりできます。

VSL-AIでフェーダーに変更を加えると、StudioLive AIミキサー・シリーズ上のフェーダーの値がリアルタイムで変更されます。フェーダーはモーターではないため、ミキサーを[Locate]モードに切り替えると新しい値が(チャンネル・メーターに)表示されます。その後、メーターを中央に揃うようすばやく動かすと、フェーダーが正しい位置に揃えられます。また、StudioLive AIミキサー・シリーズの新機能ソフト・テイクオーバーにより、ミキサーの各フェーダーは、VSL-AIフェーダー位置に到達したときにのみ有効となるため、ボリュームの急激な変化を心配する必要がありません。[Locate]モードでは、StudioLive AIフェーダーとVSL-AIフェーダーの相対関係が視覚化されて表示されます。 

どこからでもStudioLive AIミキサー・シリーズをコントロール

VSL-AIなら、お手持ちのStudioLive AIミキサー・シリーズや複数のStudioLive AIミキサー・シリーズを、MacからもPCからもコントロールできます。これだけではなく、VSL-AIはセットアップも使用方法も簡単です。しかしながら、その機能は際立っています。

PreSonus StudioLive™ AIミキサー・シリーズのActive Integration™テクノロジーには、パワフルなリアルタイムWi-Fiダイレクト・リモートコントロールが搭載されており、ご使用のラップトップをミキサーやiOSデバイスと同じワイヤレス・ネットワークに接続して、VSL-AIでミキサーをコントロールできます。(CaptureまたはStudio Oneを使用して録音したり、VSL-AIのSmaart機能を使用するには、FireWireまたはThunderbolt接続が必要です。)

もちろん、SL Remote-AIを使用してミキサーをiPadからコントロールすることもでき、こちらも効果的な方法です。しかし、ワイヤレス・コントロールにiPadは必要ありません。

VSL-AI経由でStudioLiveミキサーをワイヤレスでコントロールするには、VSL-AIを実行するご使用のMacまたはWindowsコンピューターとStudioLive AIミキサー・シリーズを、ワイヤレス・ルーターを使用して同一のネットワークに接続します。

StudioLive AIミキサー・シリーズは、一般的なラップトップ同様、ルーターにワイヤレスまたはEthernet経由で接続できます。ミキサーをルーターにワイヤレス接続し、コンピューターをルーターにEthernetで接続したり、その逆も可能です。または、両デバイスをワイヤレスで接続することもできます。

どちらの方法でも、設定はすばやく簡単。IPアドレスやサブネット・マスクの入力は必要はありません。これだけで完了です。

もちろん、企業、教育機関、官庁などでは、ファイアーウォールにより保護された安全なネットワークが必要であり、このような場合にはある程度の知識が要求されます。このような環境にももちろん対応。PreSonus AIテクノロジーのネットワーキング・バックボーンは、先日IANA(Internet Assigned Numbers Authority)に登録されました。ポート47809を開くだけで、AIコントロール・ネットワーク・トラフィックが通過します。

ユーザーをスーパーヒーローにさせるVSL-AIのリモートコントロール機能

外部スタッフとしてStudioLive AIミキサー・シリーズを使用するクライアントをサポートしている場合、Virtual StudioLive-AIのリモートコントロール機能をさまざまな方法で活用できます。非常にパワフルな機能の数々に、クライアントによるあなたの評価はスーパーヒーロー並になることうけあいです。

クライアントに優れたサービスを提供するVirtual StudioLive-AIのパワーを外部スタッフとして活用するには、さまざまな方法があります。

そのうちいくつかは明らかです。クライアントがドラッグ&ドロップで読み込めるよう、シーンを作成して名前を付け、VSL-AIブラウザー内で任意の順序に並べることができます。これは、ボランティアがサウンド・システムを操作することの多い教会などに最適です。ボランティアのサウンド係が必要となるシーンを作成し、「合唱」、「賛美歌バンド」、「説教」などと名前を付け、礼拝で必要となる順に並べておくだけです。

VSL-AIの利点はこれだけではありません。

VSL-AIはMacにもPCにも対応しているので、サードパーティ製VPNソフトウェアを使用してインターネット経由のリモート・コントロールが可能です。システム(または複数のシステムによるネットワーク)のトラブルシューティング、ミキサーのセキュリティ機能の管理、シーンと設定の読み込みなど、安定したインターネット接続さえあれば、クライアントのニーズに応えることができます。

さらに、VSL-AIに統合されたSmaartテクノロジーにより、クライアントのミックスのスペクトル成分をリアルタイムで分析することができ、実際にシステムのサウンドを聞くことができなくても、クライアントのStudioLive AIミキサー・シリーズのEQを調整できます。もちろん、システムのサウンドを実際に聴いて調整するのが一番ですが、現場に立ち会えない場合の調整時間短縮に活躍するパワフルなツールです。

これをさらに発展させてみましょう。VSL-AIは、コンピューター・ネットワークと複数のサウンド・システムを備えた大型施設をクライアントが運営しており、すべてのシステムがStudioLive AIミキサー・シリーズ(任意の組み合わせ)をベースとしている場合、ネットワーク上のStudioLive AIミキサー・シリーズすべてを管理できます。外部スタッフもクライアントも、1台のラップトップからすべてをコントロールできます。

Smaartでスマートに!

Virtual StudioLive-AIには、高い評価を得ているRational AcousticsのSmaart Measurement Technology™を直接統合。Smaart Spectra™ RTAやSpectrographも含まれています。Smaartを搭載したVSL-AIとStudioLive AIミキサー・シリーズのEQにより、室内音響に合わせてご使用のサウンド・システムを簡単に調整できます。ウィザードで会場の周波数特性をすばやくチェックし、ディレイシステムのタイミングをすばやく計算・設定し、出力接続を確認できます。VSL-AIに統合されたSmaart機能について詳しく読む

ご自身の目と耳でお確かめください!

VSL-AIの真価を体験するには、StudioLive AIミキサー・シリーズで実際にお試しいただくのが一番です。Universal ControlとVSL-AIは、すべてのStudioLive AIシリーズ・ミキサ-に無償付属しています。登録済みStudioLive AIミキサー・シリーズをご所有であれば、最新バージョンのUniversal Control-AIとSmaart対応VSL-AIをMyPreSonusユーザー・アカウントからダウンロード可能です。