Zynaptiqスタイルのマルチアルゴリズム・ボコーダー

現在入手可能なボコーディング・アルゴリズムでも最も包括的かつ優れたサウンドを有し、レーザーのようにシャープなピッチ・コントロール、パワフルなシンセサイザー、オーディオのフリーズ、そして効率的なワークフローなどを組み合わせたORANGE VOCODER IVは、正に究極のボコーダー・プラグインです。

ボコーダー1つ?いいえ24です!

ORANGE VOCODER IVは、優れたボコーダー・サウンド1つのみならず、ボコーディングおよびクロスシンセシス・モードを24も提供しユニークなサウンドをもたらします。

ORANGE VOCODER IVアルゴリズム・セレクター

温かく厚みのある(さらには丸みのある)サウンド、幽玄ダークムーディー澄み切るほどクリアバターのようにスムーズ原型を留めないほど加工されたものまで、新しいサウンドのインスピレーションは尽きることがないでしょう。

これほどまでに幅広いサウンドを実現するため、ありとあらゆる既存*のトリックを駆使されているORANGE VOCODER IVは、サウンドを掛け合わせる極めて網羅的なオプションを単体のボコーダーに搭載するようデザインされています。

*:...実際にはこれまで存在しなかったアルゴリズムもいくつかあります

 

精巧な仕上がり

Zynaptiqスタイルには忠実さを保ちつつ、そこに甘んじていません。秀逸のフォルマント・シフター、「TRACES(トレース)」と名付けられたフィルター・バンク・リリース/リバーブの新機軸、HFスルーアンボイス合成、プラグイン入力で調整可能なエキスパンダー、モード2種類のゼロレイテンシー動作などが追加されています。そして最も重要なのは、これらの全てが、最高で、存在感がありダイナミックで、ミックスで座りのいいサウンドをもたらすよう精巧に仕上げられているのがポイントです。

つまりは、全てを兼ね備えた、とにかく最高のサウンドをもたらすプラグインなのです。 

包括的」?

確かにその通りなのですが、その真意は「深い」のです。

ORANGE VOCODER IVには、究極のボコーディング機能だけでなく、ボーカルのチューニングやレイヤー・ハーモニー効果、パッドやドローン、シンセ・サウンド、カラー・ベース・スタイルでの倍音対応など、ボコーディング関連のワークフロー向け機能が満載。文字通り自由に組み合わせて使用できます。

ワークフローを迅速かつ容易なものにするため、ORANGE VOCODER IVでは全てのモジュールがセミモジュラー・ルーティング・アーキテクチャで接続されており、オーバービュー表示に分かり易くレイアウトされています。

Zynaptiq ORANGE VOCODER IVオーバービューのスクリーンショット

 

インタラクティブなシグナル・フローをインターフェースに使用したORANGE VOCODERなら、新しいサウンドを生み出すのも簡単です。モジュールをシグナル・パスに切り替えて主要なパラメーターを調整し、サブプリセットをロードし、ルーティングを調整し、さまざまなプロセッサーをミックス、ソロ、ミュートするなど、様々な操作が可能。よりディープな操作を行うのも、モジュールのボックスをクリックしてシンセ、ボコーダー、エフェクトの各ページを開くだけ。これ以上ないほどシンプルなデザインです。

ORANGE VOCODER IVはボコーダーだけではなく、インスピレーション豊かなサウンド・デザインのプレイグラウンドであり、効率的な制作ツールでもあります。 

ORANGE VOCODER IVシンセサイザー・ビュー

 

シンセサイザー

ORANGE VOCODER IVは、数百のプリセットが付属する64ボイス・シンセサイザーと、ワンクリックで新しいサウンドを生成してくれるプリセット・ジェネレーターを搭載。シンセサイザーは、ボコーダーの入力として、他のモジュールとレイヤーさせて、またスタンドアローンとして使用可能です。

2つのオシレーターは、アナログ・エミュレーション波形およびサンプリングされたビンテージのデジタル波形を使用でき、2種類のリングモジュレーションハードシンクスルーゼロFM、7種類のポリフォニック・ディストーションを搭載。これらのサウンドは、美しい響きの6〜24dBのローパス・フィルターへ出力されます。包括的なモジュレーション・オプションには、モノ/ポリフォニックLFO(オシレーターはオーディオレート対応)、ADエンベロープ、エンベロープ・フォロワー、ゼロ交差トラッカー、ベロシティ、4デスティネーション・マクロ・コントロールが含まれ、最大8ボイスを追加できるユニゾン、DETUNE/CLUSTERモード、グライドありのモノラル・レガートにも対応しており、キーボード画面やMIDI経由でシンセ演奏も可能です。 

 

ピッチ・クオンタイゼーション

ORANGE VOCODER IVは、入力信号を特定のピッチに強制変換するピッチ・クオンタイザーを搭載しており、これをボコーダーと同時またはボコーダーの代わりに使用できます。QUANTIZE、SCALE、NOTE、ENFORE、POLYFORCEの5つのモードを搭載。柔軟性と幅広いサウンド・オプションを提供し、ENFORCEとPOLYFORCEにはウェーブテーブルにインスピレーションを得たアプローチが採用されており、ライブ・パフォーマンス向けのゼロ・レイテンシー処理が特徴です。ピッチ・クオンタイザーの操作は極めて簡単で、スイッチを入れてアルゴリズムを選択するだけで、モノ・レガートやグライドなどシンセと同じノートでコントロールできるようになります。

FREEZER

FREEZERモジュールは、大きな雪の結晶ボタンをクリックすると、プラグインに入力されるオーディオをフリーズさせ、現在の音色を永久に持続させます。ピッチ・クオンタイザー・モジュールの前に配置することで、これでメロディーを奏でることができるようにします。 フリーズ・バッファをロードおよび保存でき、カラーのライブラリを使用しながら構築できます。

DICE

ORANGE VOCODER IVのDICEボタンを押すとスマート・ランダマイザーがトリガーされ、シンセサイザー、ボコーダー、フリーザーの各モジュールに、丁寧にデザインされた設定がランダムに選択され、シンセサイザーにロードされます。これにより、有益な結果を生み出すインスピレーション豊かさがランダマイザーによりテーブルへともたらされます。クリックはもう生じません。

ダイスロールからモジュールを除外したり、メロディーまたはSFXチックなサウンドのどちら(あるいは両方)を使用するか、ファクトリー・サブプリセットか自作のプリセットのどちら(あるいは両方)を使用するかを選択可能。DICEはコンテキストを認識するので、シンセ・ビューではそのシンセだけがロールされます。 

ZYNTH

DICE同様、ZYNTHボタンはインスピレーションを提供する目的で用意されており、新しいシンセサイザー設定がゼロから生成されます。ZYNTHはスクリプトとAIを組み合わせて期待通りの優れたパッチを生み出します。

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Zynaptiq解説動画


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ZAP III

ORANGE VOCODERはZynaptiqプラグイン・バンドルの ZAP IIIバンドルにも収録されています。

ZAPバンドル・スクリーンショット

サンレコ・レビュー

サンレコのレビューを読む”

サンレコに「24種類のアルゴリズムを搭載するボコーダー・プラグインの最新バージョン」が掲載。レビュアーは自称「Zynaptiq信者」のBlacklolita氏です。果たしてバージョン4の進化とは!?
[サンレコのレビューを読む]

ORANGE VOCODER IVを試してみた

藤本健の“DTMステーション”

藤本健のDTMステーションに「超強力なボコーダーがMacだけでなくWindowsにも対応。ZynaptiqのORANGE VOCODER IVを試してみた」が掲載。果たして超強力なボコーダーとは!?
[ORANGE VOCODER IVを試してみたを読む]

Developer Interview

Denis Goekdag

ドイツで設立されたZynaptiq。不可能をサイエンスで可能とするScience, Not Fiction、そのスローガンを唯一無二のMAPテクノロジーで具現化するZynaptiq GmbHのCEO、Denis Goekdag氏へ起業から開発コンセプトまでを独占インタビュー。
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