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Zynaptiq | Denis Goekdag Zynaptiq | Denis Goekdag Zynaptiq | Denis Goekdag
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ドイツ・ハノーファーで設立されたZynaptiqは、サイエンスを用いることで修復不可能だったサウンドの改善、さらには創造的に進化させ、ミュージック・プロダクション、ポスト・プロダクションおよびMAの正に救世主と言えます。不可能をサイエンスで可能とするScience, Not Fiction。そのスローガンを唯一無二のMAPテクノロジーで具現化するZynaptiq GmbHのCEOであり、音楽プロデューサーでもあるDenis Goekdag氏へ起業から開発コンセプトまでを独占インタビュー。

    

Science, Not Fictionを支えるユニークなMAPテクノロジー

—— 「Science, Not Fiction|科学であり、フィクションではない」というスローガンは本当ですね。その根底にあるMAPテクノロジーとは
  Mixed-Signal Audio Processingを略してMAPですが、「エム・エー・ピー」ではなく、簡単に「マップ」と呼んでいます。厳密に説明することはできませんね…もちろん秘密なので。ただ言えるのは、他にはない技術であるということです。私達の技術を説明した論文などはありませんが、シュテファンは水平思考に詳しく、まったく関連性のない研究分野で得られた洞察を私達のプロジェクトに取り込むことに長けていて、他のオーディオ・メーカーが採用しているものとは全く異なる数学的なコンセプトを使用しています。

 つまり、別の手法では得られない結果が得られるということです。例えば、FFT変換を使用しているベンダーは多いと思います。これはこれで優れた技術ではありますが、得られる結果には限界があると思います。それに、アーチファクトの原因にもなります。例えばUNCHIRPはこれを修正するようデザインされています…。独自の変換と、シュテファンが顔認識と音声認識の研究の関連で開発した数々のテクノロジー、機械学習アルゴリズムを使用しているのが特徴です。

その性能に世界が驚愕したZynaptiq初のプロダクトUNVEIL
その性能に世界が驚愕したZynaptiq初のプロダクトUNVEIL

 そして、補聴器開発に関連した知覚モデリングも使用しています。これらすべてを組み合わせた結果が、ZynaptiqがMAPと呼ぶプロセッシング・フレームワークです。ヘルツやデジベルといった数値ではなく、人間が知覚するオーディオに関する情報を、オーディオから抽出することを可能にしたテクノロジーです。「2376Hzのエネルギーは?」といった教科書的情報ではなく、「明るい?」「音は正しい?」「これは声?」「これは金属?」といった、人間が捉えるメタ情報を抽出しているのです。これらの情報を取り出して活用するわけです。

不可能だったことを何かで解決する、その何かを作ることに意味がある

—— 次のサプライズは何が用意されているのか
 次のプロダクトは、間違いなく皆が「これは無理だろう!」と思うものになります。新しい選択肢を提供し、これまで解決不可能で我慢するしかなかった問題を解決する何かを作りたいと思っています。それがZynaptiqの目標でもあります。例えばアナログ回路モデリングを扱わないのはそのためです。技術は持っているのでできないわけではありませんが、それを得意とする者が他に誰かいるのならば、あえてZynaptiqがする必要はないですよね?

Zynaptiq GmbHのCEO、Denis Goekdag
Zynaptiq GmbHのCEO、Denis Goekdag

—— 日本のユーザーにメッセージを
 日本のパートナーとの提携をうれしく思っています。日本にはまだ行ったことがありませんが、私が知っている日本の人達は、完璧であること、クオリティ、信頼性に強い情熱を持っている人ばかりです。これらの要素は、私達にとっても非常に重要です。日本の人達は皆、最高ですね!


Denis Goekdag|デニス・ゲークダーク
Zynaptiq GmbH CEO
Denis Goekdag|デニス・ゲークダークソングライティングや100を超える作品のプロデューサーであり、ZynaptiqのCEOでもあるデニス・ゲークダークは、ソフトウェア開発とオーディオ制作を合計すると40年以上も携わっており、Zynaptiqではプロダクト・デザインと仕様を担当。
日本語ポータル・サイト:www.mi7.co.jp/zynaptiq/


Prosoniqが待望の復活

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