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両国国技館|フェイズ・システム ─ 久保貴則氏
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数々の名勝負の舞台となった殿堂であり、近年では音楽イベントも開催される両国国技館。その音響調整室には、PreSonusのデジタル・ミキサーStudioLiveシリーズが3台設置され、本場所中に多くの好角家を魅了するミニFM放送や、5,000人以上参加するコンサートPA/ライブ・レコーディングを支えています。そんなStudioLiveを長年夢見ていた理想のデジタル・ミキサーだと語る、両国国技館のPAおよび音響管理を担うフェイズ・システムの久保貴則氏に導入した理由と魅力を独占インタビュー。

    
 

StudioLiveをカスケード接続して大規模コンサートにも対応

—— StudioLiveのライブ・レコーディング機能は
 もちろん使っています。Studio Oneを以前から使っていたのですが、StudioLiveに付属するデジタルMTRとも言えるCaptureソフトウェアは、Studio One直系のレコーディング・ソフトウェアという感じで、とても良く出来ています。音質も良いですしね。

両国国技館のシステム

 両国国技館では毎年5,000人以上参加するコンサートが行われているのですが、それをレコーディングしてCD制作も行っています。コンサートの時、もう1台StudioLiveを導入してFireWireでカスケード接続して使用すれば、コンサートのレコーディング時に便利かもと思って、StudioLive 16.4.2を追加導入したんですよ。それで2台繋いで32chのミキサーとして使ってみたんですが、結果バッチリでした。その後StudioLive 24.4.2が発売になって、こちらもすぐに導入して両国国技館での企業イベントや外での仕事の時にも使用しています。

 僕はStudioLiveをかなり気に入っていて、プライベートでも16.4.2を導入したんです(笑)。そのStudioLiveはライブ・ハウスに持ち込んで、インディー・バンドのPAとライブ・レコーディングで使用していて、PAと録音の両方で使えるというのはとても便利です。StudioLiveは、ミュージシャンへのモニター送りがとてもラクなのでPAミキサーとしても十分使うことができますね。それにメチャクチャ軽いのもいい。ケースの方が重いくらいです(笑)。若いバンドは予算が限られているわけですから、ライブと同時にライブ・レコーディングまでも1台だけでできてしまうというのは嬉しいことです。

—— その他に気に入っているポイントとは
 ファームウェアのバージョン・アップでどんどん機能が良くなっていっているのが素晴らしいですね。最初はグループにディレイが付いていなかったんですけど、それがファームウェアのバージョン・アップで追加されて。最初はディレイ・タイムのコンマ以下の設定ができなかったんですけど、現場からの要望が多かったのか、次のバージョン・アップではコンマ以下の設定にも対応した。このあたりはデジタル・ミキサーならではですし、すごく好感が持てますね。

マニュアルなしでも使える。道具は、触ってわかるのが基本

—— 今後期待することは
 ぜひディレイ・マトリックス機能を追加してほしいですね。インプット・ディレイは要らないですけど、ディレイ・マトリクスが使える様になれば、かなり便利になると思います。でも、基本的にはシンプルなままであってほしい。デジタル・ミキサーって、いくらでも機能を増やすことができると思うんですけど、それによって便利になるかと言えばそんなことはなくて、逆に使いにくくなると思う。機能面での割り切りの良さがStudioLiveの操作性を優れたものにしていると思うので、基本的にはシンプルなままでいいと思います。

 後はStudioLive 32.4.2のDante対応には期待しています。最近はDante対応のヘッドアンプ内蔵AD/DAコンバーターが各社から出始めているので、そういった製品を入出力ボックスとして使える様になる。StudioLive内蔵のヘッドアンプはとても素直な音なので、Dante接続によって個性あるヘッドアンプも併用できる様になるのではないかと期待しています。ミキサー本体と入出力ボックスがセパレートした製品はまだまだ高額ですから、Dante対応のStudioLive 32.4.2と各社の入出力ボックスの組み合わせは、かなり可能性があるのではないでしょうか。

 総じてStudioLiveは、かなり気に入っています。みんなに薦めていますよ(笑)。つい先日も某放送局の知り合いがここにやって来た時に興味を示したので、その場で試してもらったんですけど、すごく気に入ってましたね。「このミキサー、マニュアル無くても使えるね」って。やっぱり道具って、触ってわかるというのが基本だと思うんですよ。StudioLiveは、信号の流れが論理的で明解、わかりやすい。コスト・パフォーマンスもとても高いですし、これからどんどん普及していくのではないかと思っています。


両国国技館:www.sumo.or.jp/kokugikan/
どすこいFM:dosukoifm.net/index2.html
どすこいFM Twitter:twitter.com/DosukoiFM


StudioLive AIシリーズの詳細

StudioLive RMシリーズの詳細

StudioLive 16.0.2の詳細

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