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山田ノブマサ けもの 近藤夏子
[English]Retina Display Ready

スタジオ・セッションでは得られないインプロヴィゼーション、フィールが生まれるのがライブ。そんなワン・タイム・パフォーマンスを、LOVE PSYCHEDELICOの作品で知られるエンジニア/ミュージシャンである山田ノブマサ氏が、PreSonusモバイル・レコーディング・システムを導入し積極的にレコーディングしています。このシステムを構築するに至った経緯、実際のセットアップ、ライブ録音時のポイントを、荻窪ベルベットサンで行われた青羊のプロジェクト「けもの」のライブ音源を元に山田氏が語ります。

    
 

日本には素晴らしいジャズ・ミュージシャンが多いので、記録しておかない手はない

—— 山田さんは最近、ライブ・レコーディングを多く手掛けているそうですが、以前からスタジオの仕事と並行してやられていたのですか?
 メジャー・レーベルとの仕事が多いのでスタジオ・ワークがほとんどですね。レコーディングやミックスを手掛けたアーティストがビデオやDVDを作る時に、頼まれて中継車に入って収録を手伝ったりした程度です。ライブ・レコーディングでよく憶えているのは財津和夫さんのチューリップ。2000年の秋に府中の森音楽劇場と東京国際フォーラムで行われたコンサートを収録したんですよ。チューリップ・クラスのアーティストだったら、タムコさんやSCIさんの中継車を呼んで収録するのが普通なんですけど、この時は自分の機材を持ち込んで収録してみたんです。

 当時はPro Toolsが作業の中心になり始めた頃で、担当ディレクターと話しをして面白そうだからPro Toolsを持ち込んで録る話になったんです。今でこそPro Toolsでのライブ・レコーディングは当たり前になっていますけど、当時はまだそんなことをやっている人はほとんどいない頃ですよね。Pro ToolsはPro Tools|24 Mixで、数十ギガ・バイトのUltra Wide SCSIハード・ディスクを5台位繋いで収録したのを憶えています(笑)。まだコンピューターが速くなかったので、負荷を分散させるために1台あたりのトラック数を8位に制限して..。収録チャンネル数は40ch程度で、回線は頭分けでもらいマイク・プリアンプは自分の手持ちの機材とレンタルした機材で何とか揃え、かなりの大規模なシステムでした。この録音は後日、僕のプライベート・スタジオであるamp'box Recording studioでミックスして、ライブ・アルバム『LIVE ACT TULIP 2001年心の旅』としてリリースされています。

圧倒的なアウトボード群を備えたamp'box Recording studio

—— ライブ・レコーディングに積極的に取り組む様になった切っ掛けは?
 僕は元々ドラマーで、学生時代はジャズにどっぷり浸かっていたんですよ。ただ、プロのエンジニアになってからは、手掛ける仕事がポップスやロック中心だったので、ジャズからは少し離れていたんですよね。でも3年位前からまたジャズに目覚め始めて、ライブ・ハウスでのセッションなどに積極的に参加する様になったんですよ。東京や横浜には、セッションできるジャズのライブ・ハウスが沢山ありますからね。

 セッションを重ねて行くうちに、徐々にジャズ・ミュージシャンの友達が増えてきて、日本には素晴らしいジャズ・ミュージシャンが沢山いることを改めて認識したんです。プロでバリバリやっている方はもちろん、アマチュアの方まで本当に素晴らしいミュージシャンが沢山いらっしゃるんですよ。そんな時にふと、この素晴らしいセッションのパフォーマンスを記録しておけないかと思ったんですよ。

日本のどこかで、毎晩毎晩素晴らしいセッションが繰り広げられている

 もちろん、多くの方がやっている様にフィールド・レコーダーを使って2ミックスで録ってもいいんですけど、それだとそれなりの音のクオリティになってしまいますし、少なくとも僕が聴いて育ってきたCDやレコードのレベルには達しない。ちゃんとした音楽として成り立つクオリティでマルチ・マイクでしっかり記録したいなと..。

 名盤と呼ばれるジャズのレコードって、その場のパフォーマンスをそのまま収録したものが多いじゃないですか。言ってみれば時間の芸術ですよね。決して未来から過去に戻らない、その瞬間のパフォーマンス。お客さんの反応も、ミュージシャン同士の掛け合いも、一度切りのパフォーマンスだからこそ面白かったりするんですよ。

「けもの」の録音が行われた荻窪ベルベットサン
荻窪ベルベットサン公式サイト:www.velvetsun.jp

 そして東京や横浜を始め、日本のどこかで、毎晩毎晩素晴らしいセッションが繰り広げられているわけじゃないですか。僕はプロのレコーディング・エンジニアでもあるわけですし、これは記録しておかない手はないなと思ったんです。それと僕はもういい歳なので、仕事としてではなく、ライフ・ワークとして音楽と関わって行きたいなと考えていた時でもあったんですよ。

 もちろんこれからも、レコーディング・エンジニアとしてポップスや歌謡曲などの音楽と関わって行くんですけど、それとは別にライフ・ワークとしてジャズやラテン、ブルース等のいわゆるONE TIME PERFORMANCE(ワン・タイム・パフォーマンス)な音楽とも関わって行きたい。商業音楽ではなく、アートとしての音楽を作って行きたいなと思って..。それがライブ・レコーディングを始めようと思った切っ掛けですね。

—— ライブ・レコーディングに使用しているシステムについて教えてください
 コンピューターはApple MacBook Pro 15インチ・モデルで、CPUはクアッド・コアのCore i7。DAWは普段から使っているAvid Pro Tools 9 softwareで、オーディオ・インターフェースはPreSonusの1Uで26ch入出力を搭載したFireStudioですね。FireStudioにはADATデジタル入出力が2系統備わっているので、そこにPreSonusのADAT入出力を搭載した8chマイク・プリアンプのDigiMax FSを2台接続して、アナログ24ch入出力のオーディオ・インターフェースとして使用しています。あとはスタジオの仕事で使用しているマイクやマイク・プリアンプ、アウトボードを必要に応じて持ち込むという感じですね。

DTMスタート・パッケージAudioBox iTwo STUDIOの詳細

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