OC-S10

OC-S10

マルチパターン&デュアル出力搭載リファレンス・レコーディング・マイクロフォン

A MASTERPIECE OF SOUND

 

Austrian Audioマイクロフォンのマスターピースが登場

Austrian AudioのOC-S10は、マルチパターン&デュアル出力搭載リファレンス・レコーディング・マイクロフォン。ボーカルや楽器を比類のない精度でキャプチャするために細部までこだわってデザインされており、CKR12デュアル・セラミック・カプセル搭載、最新の回路設計によりトランジェントを驚くほど正確にキャプチャ、リング状に配置されたハイパス・フィルター/パッド/5タイプの指向性、正確で繊細なマイキングを可能とするショック・マウント、精巧なメタル素材のマグネット着脱式フレームレス・ポップ・フィルター、オープン・アコースティック・テクノロジー、オーストリア・ウィーンでのハンドメイド、そしてPolarDesigner / StereoCreatorプラグインでデュアル出力のポストプロダクションまでも可能とし、伝統と最新技術を融合したリファレンスに相応しいマイクロフォンです。

CKRカプセル ブランド紹介

OC-S10サウンドの秘密

CKR12デュアル・セラミック・カプセル

Making Passion Heard

オーストリアのウィーンには、音楽への愛が脈々と生き続けています。Austrian Audioの革新的なOC-S10の中核をなすのは、卓越したサウンド・クオリティとエンジニアリングへの情熱。あらゆるラージ・ダイアフラム・コンデンサー・マイクロフォンの銘機において、その心臓部/魂はカプセルです。カプセルのリムには、一般的にブラスやプラスチックが使用されておりますが、ブラス製は温度や湿度など環境からの影響を受け易く、プラスチック製は質量や品質の問題もあります。そこでAustrian Audioは、環境からの影響が少なく、高い品質を維持できるセラミックを採用。さらに、カプセルをサスペンション構造でマウントすることでタッチノイズにも強いオープン・アコースティック・テクノロジーも搭載しています。近年、カプセル設計からハンドビルドまでの伝統的な技能を有するエキスパートの確保は非常に困難ですが、幸いにもAustrian Audioには、その技術者、経験値、伝統が息づいています。Austrian AudioはMade in Viennaの復活を誇りに思っています。

CKR12の詳細

主な特徴

ハンドメイドCKR12デュアル・セラミック・カプセル

伝説的なCK12カプセルと同じクリティカル・ディメンションでデザインしオーストリアでハンドメイド。サスペンション構造によりタッチノイズにも強い

マルチパターン

単一指向、広単一指向、超単一指向、無指向、双指向

ユニークなポップ・フィルター

フレームレスのメタル製フォームを採用することでボーカルの豊かさとディテールを完全に維持しながらポップや吹かれノイズを効果的に低減

3段階ハイパス・フィルターおよび2段階パッド

フィルター:40 Hz/80 Hz/160 Hz、パッド:-10 dB/-20 dB

デュアル出力

ダイアフラムの前面/背面を別々に出力してレコーディングでき、さらにプラグインでポスト・プロダクションも可能

最新の回路設計

高速なエレクトロニクスによりトランジェントを驚くほど正確にキャプチャ可能

最新の回路設計とユニークなマウント&フィルター

Refraction and no Reflection.

ディスクリート・コンポーネントと電流帰還型アンプを採用した最新の回路設計により高スルーレートを実現。これにより、自己ノイズを最小限に抑えながら、トランジェントを驚くほど正確にキャプチャできます。

ユニークなOCPF10ポップ・フィルターはマグネット着脱式で、OC-S10マイクロフォンと最適な距離に設置され、フレームレスのメタル製フォームを採用することでボーカルの豊かさとディテールを完全に維持しながら、ポップや吹かれノイズを効果的に低減。一般的なポップ・フィルター・デザインでは、反射によりコムフィルター効果が生じる場合がありますが、OC-S10のメタル製フォームでの屈折と散逸により高周波アーティファクトを発生させることがありません。

さらに、ボールジョイントとエラスティック・サスペンションを組み合わせたOCSM10ショック・マウントにより、正確で繊細なマイキングを可能としています。

OC-S10ポスト・プロダクション・プラグイン

新しく革新的なワークフローを提供

PolarDesigner

オープンソース・プラグイン
(無償)

PolarDesigner

Austrian Audioのポスト・プロセッシング用オープンソースVST/AU/AAXプラグインPolarDesignerは、OC-S10デュアル出力のポストプロダクションにおける最もパワフルな無償の指向性コントロール・スイートです。最大5つの帯域で指向性を自由にデザインでき、ターゲット・サウンドを最大化するAI搭載など、創造性と優れた体験のために多くのオプションを無償で提供します。

  • 指向性を自由にデザイン(最大5つの帯域で異なる設定が可能)
  • プリセットのセーブ、リコール、そしてシェア
  • 不要な音被りを抑えてターゲット・サウンドを最大化するパワフルなターミネーターAI
  • フリーフィールドまたはディフューズフィールドでの理想的なレスポンスを再現する等価コントロール
  • 各帯域でのソロ/ミュート
  • 全てのパラメーターはDAWオートメーションに対応
  • リニア・フェーズ
  • OC-S10デュアル出力モードでの使用に特化/最適化(他のデュアル出力マイクロフォンでも利用は可能)
  • 録音後のミックス・ステージでも調整が可能なためタイトなレコーディング・スケジュール下にも理想的
  • 対応フォーマット:VST3、AAX、AU(macOS 64 Bit / Windows 32 & 64 Bit)
  • macOS動作環境:10.7以降
  • Windows動作環境:Windows 7以降
製品情報

StereoCreator

オープンソース・プラグイン(無償)

StereoCreator

Austrian Audioのポスト・プロセッシング用オープンソースVST/AU/AAXプラグインStereoCreatorは、OC-S10マイクロフォンのデュアル出力ソースを使用して様々なステレオ表現をクリエイト可能。1基ではXY/MSシミュレーション処理、2基ではXY/MS/Blumleinトゥルー処理を実現。このステレオ・ソリューションを無償で提供します。

  • 1基のOC-S10でXY/MSシミュレーション処理が可能
  • 2基のOC-S10でXY/MS/Blumleinトゥルー処理が可能
  • ポスト・プロセッシングでの空間感、ステレオ幅、指向性を調整可能

マイクロフォンと音源との距離が近い場合には、OC818でのご使用をお勧め(OC-S10のカプセル同士の距離が近いため)します。

製品情報

森元浩二.

「最高水準の性能を誇るOC-S10の低歪み、高耐音圧、リニアリティー、クラリティーは制作における強い武器になる」


某有名マイクと歌で比べてみましたが、とにかく余計な色付けが少ないクリアーな歌が録れます。最大SPLが147 dB SPLあるため、他のマイクで歪んでしまう声量を持ったシンガーでも安心して使えます。一般的な歪が多いマイクに慣れているシングーに、「クリアーすぎる」と言われる事がありましたが、モニタープラグインで歪を少し足すことにより、最初からひずみのあるマイクよりも、良い結果を得られました。アコースティックピアノでは、強いアタックに負けることなく、クリアで広いダイナミックレンジを持つため、クラシックからロックまで幅広い音色に対応できます。ストリングスの録音で、その中で特にバイオリンなどのソロ演奏の場合のマイキングが非常に重要です。ピーキーな音、柔らかい音の録音方向を決めるのは指向性が最も大切です。しかしそこに時間をかけるのは良くありません。ここでもやはりPolerDesignerがいい音楽に貢献してくれます。ベースアンプ、ギターアンプでのオンマイクでは、スピーカーからの音圧、風に負けることなく正確な音が記録できます。今は歪などの音色付加はDAW上で後処理が出来るので、最高水準の性能を誇るS10の低歪み、高耐音圧、リニアリティー、クラリティーは制作における強い武器になるでしょう。

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ドキュメント

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純正アクセサリーとラインアップ

OC-S10

OC-S10

標準モデル

 

製品情報

PolarDesigner

PolarDesigner

プラグイン

 

製品情報

StereoCreator

StereoCreator

プラグイン

 

製品情報

OC818

OC818

標準モデル

 

製品情報

OC818

OC818 Black

標準モデル

 

製品情報

OC818 Dual Set Plus

OC818 Dual Set Plus

デュアル・セット

 

製品情報

OC18

OC18

単一指向性

 

製品情報

OC16

OC16

単一指向性

 

製品情報

MiCreator

MiCreator

単一指向性

 

製品情報

OC707

OC707

単一指向性

 

製品情報

OC707WL1

OC707WL1

ワイヤレスカプセル

 

製品情報

OD505

OD505

超単一指向性

 

製品情報

OD505WL1

OD505WL1

ワイヤレスカプセル

 

製品情報

OD505

OD303

超単一指向性

 

製品情報

OC7

OC7

標準セット

 

製品情報

OD5

OD5

標準セット

 

製品情報

CC8

CC8

単一指向性

 

製品情報

CC8-SC

CC8-SC

超単一指向性

 

製品情報

OC-S10

¥440,000

標準パッケージ内容

  • OC-S10マイクロフォン
  • 日本語ガイド
  • OCSM10ショックマウント
  • OCPF10ポップ・フィルター
  • 木製マイクロフォン・ケース
  • ブラック・ハードケース


展示&デモ対応ディーラー

SMITHS Digital Musical Instruments
宮地楽器神田店
Rock oN Company渋谷店

周波数チャート&指向性パターン

サウンド・サンプル

技術仕様

タイプ
ラージ・ダイアフラム・コンデンサー
カプセル
CKR12デュアル・セラミック・カプセル
指向性
単一指向、広単一指向、超単一指向、無指向、双指向
3段階ハイパス・フィルター
40 Hz(2次倍音フィルター)、80 Hz(2次倍音フィルター)、160 Hz(1次倍音フィルターおよび80Hz以下の2次倍音フィルター)
2段階パッド
-10 dB、-20 dB
出力端子
XLR 3ピン2系統
周波数特性
20 Hz - 22 kHz
最大SPL
147 dB(157 dB)
インピーダンス
108 Ω
インピーダンス負荷
> 1 kΩ
感度(全方向)
14mV/Pa
ノイズ・レベル
8 dB SPL(A特性)
電圧
48 V(< 3mA)
サイズ
205 x 63 x 63 mm
質量
710g
製造国
オーストリア・ウイーン

レビュー

最高水準の性能を誇るOC-S10の低歪み、高耐音圧、リニアリティー、クラリティーは制作における強い武器になる
森元浩二.
OC707は、解像度の高さや広域の再現度の高さはそのままに、抜け良くパワーも感じられる、プロユースのライブ用マイク
和田明
OC818は、同じテイクで指向性を変えて何度も聴き比べられる。高域から低域まですごくナチュラルなのでアコースティック系やクラシック系の楽器にはすべて使いたい
新保正博
MiCreatorはバッグ一つでどこでも持って行ける小ささで、サッとセッティングしてすぐ録れる手軽さが魅力
チャラン・ポ・ランタン
OC7/OD5は楽器の音を音楽的に捉えてくれるので、演奏者とエンジニアが求める音の架け橋になると思う
神谷洵平
OC18/OC16はコアの部分をしっかり捉えた上で高域と低域が良いバランスで補い合って広い音域を録れる
TENDRE
OC707/OD505はハンドリングノイズが全然なく、すごく静かで驚きました。選択肢が限られるワイヤレスカプセルの“新たなチョイス“
遠藤幸仁
「Austrian Audioの愛を語り尽くす1時間」のアーカイブが公開!製品との出会いや愛用する理由、活用例から質疑応答まで必見のセッション
和田貴史+森元浩二.
Austrian Audioに絶大な信頼を寄せる作曲家の和田貴史氏がMiCreatorのレビュー動画『Austrian Audio MiCreatorとは一体なんだ!?』を公開
和田貴史
MiCreatorはスマートフォンで録音するときのラフな気持ちで歌えて音がしっかり録れ、ゲインの切り替えで細かいニュアンスまで録れる
THE CHARM PARK
画期的アイディアで、自宅でのクリエイト作業を完全網羅するAustrian Audio MiCreatorシリーズが新登場
DTMステーション
ついに日本上陸!【Austrian Audio】ポケットサイズのクリエイティブ・ツール“MiCreator”シリーズ レビュー第1弾
大森たつし
MiCreator Studio+MiCreator Satelliteさえあれば自宅でも外でも、簡単にハイクオリティな録音が行える
シンリズム
中低域のゴリっとしたところがしっかり録れ、音も利便性もCC8ならではの役割がある
中村美幸
プロを魅了するAUSTRIAN AUDIOのプロダクツ~エンジニア&アーティストから人気を博す理由とは?星野誠、原真人、原田郁子、ぷにぷに電機が魅力を語る
星野誠、原真人、原田郁子、ぷにぷに電機
ブランドの理念と挑戦から製品紹介までの特集企画「AUSTRIAN AUDIOの世界 ~現代性と普遍性を兼ね備えるプロダクツ~」が公開
CEOインタビュー
Austrian Audioに絶大な信頼を寄せる作曲家の和田貴史氏が『マイクやヘッドホンで愛用しているAustrian AudioのCEOがご来訪!気になることをインタビューしました!』を公開
和田貴史
これまでレコーディングでハンドヘルドを使うイメージはなかったですが、OC707とOD505はその常識にとらわれず柔軟に考えていいと思えるくらい音が良かった
Maika Loubté | マイカ・ルブテ
4〜5kHzにピークがある私の声をナチュラルに収録できるマイクロフォンを探し求め出会ったのがOC818です
さかな
OC7/OD5は楽器録音の最適な構造として考えられている。欲しい成分がきちんと録れるマイクです
美濃隆章
マイクは目の前に立つからルックも重要。OC818の曲線は優しい雰囲気をもたらしてくれてルックも良い。Hi-Xヘッドフォンは軽くてアクセサリーを付けていても違和感なく使える
Chara
OC818とStereoCreatorプラグインは立体音響で課題となる位相ズレが克服でき、空間の広さや“どの辺りの客席で聴く音か”も調整できる
Chester Beatty
OD5は中域と低域の情報量が多く柔らかくて余裕のあるサウンド。OC7は高域のギラつきが無く中域が豊か
鈴木鉄也
OD505は声の大小にかかわらず明瞭度をキープでき、張った際に痛くならずハウリング・マージンも十分。OC707はより繊細さを感じさせる音色でレコーディングにも使える
山寺紀康
OD303は上位2機種よりボーカル用にチューニングされている印象。楽器に使用しても音を作り込みやすい音質
原真人
OC818とPolarDesignerとの組み合わせは、被りを取るような用途だけではなく、指向性によって音色のバリエーションを生み出せる
檜谷瞬六
OC18はウィスパー・ボイスらしさをとどめつつ声が前に出てくれる。OC818はより広い感じで、その広さにウィスパーの息遣いから低域成分までがバランス良く収められる
a子
クセが無く宅録でも扱いやすいため、最初のコンデンサーとしてはもちろん、スタジオでのプロ・ユースにも十分に耐えられるクオリティ
山崎寛晃
OC16は中高域がきつくならずナチュラルで扱いやすい音で、自宅でもスタジオでも幅広いソースに対応できると思います
小森雅仁
OC818にはインスピーレーションをたくさんもらっているし、Hi-X65はシンバルが擦れる音や唇が離れる時のリップノイズまでも聴こえる
原田郁子 x 西川一三
ライブでコンデンサー・マイクを使いたいけどハウリングが心配…そう感じている人に向きそうなのが私のガチ推し、OD505です
ぷにぷに電機
OC707の音は明るく自然で扱いやすく、OD505はコンデンサー・マイクのような音色
原真人
アタック感や中域の密度を感じるサウンド。新たなスタンダードになり得るペンシル型コンデンサー
鈴木Daichi秀行
専用プラグインのStereoCreatorがとても面白い!録音後に“部屋の広さ”をコントロールできる感覚です
照内紀雄
サンレコ クリエイティブ・ラウンジ2022「AUSTRIAN AUDIOが切り開く“弾き語りRECの新境地”」
星野誠×おおはた雄一
耳障りだったり不要だと感じる部分が無いOC818に対し、低音楽器に立てたくなるOC18のサウンドも魅力的
馬場友美
PolarDesignerを使うとEQなどとは全く違う感覚で空間における音の配置を立体的にコントロールできる
machìna
2機種ともモダンなコンデンサー・マイクでは個人的に最高峰、何に立ててもレスポンスが良くピーキーにならない
原真人
ピークが感じられないので初めはおとなしく聴こえますが、ミックスの際に処理が少なくて済む音なんだと気付きました
諏訪桂輔
音がしっかりとしている上に後で指向性を変えられるので、マイクを何本も立てていたような場面をシンプル化できそう
米津裕二郎
かつて体験したことのない新しい音色変化が得られるので、音作りに対するイマジネーションが広がります
星野誠
後からマイキングをデザインできるのは自宅録音に効果的、いかなる環境で録ってもベーシックな音に持っていけそうです
ichi takiguchi
原音忠実な音がスモール・ダイアフラムのマイクに多い中、ラージでそういった特性が得られるのはうれしいですね
藤城真人
ここまで癖が無くて万能に近いマイクも珍しく、次の世代のベーシックになり得ると思います
中村公輔
ニュージャズバンドBLU-SWINGを起用しOC818/OC18でレコーディング!そのDAWデータを特別提供中
ザ・テイスティング
Tomonao Hara Group「Circle Round」の録音でOC818が採用!Mick沢口氏のご厚意によりハイレゾ視聴も可能
Circle Round
カプセルから内蔵アンプまで徹底した品質管理を感じ、特に個体感度差が1dB以内という性能は驚異的です
近藤祥昭
指向性をマルチバンドで変えられるというのが大きく、録音が難しいディストーション・ギターにも効果的です
橋本まさし
指向性エディットによる音色変化が幅広く、ソフトの性能の高さから位相も良いんです
森元浩二.
Austrian Audio設立の経緯と同社のフィロソフィー、そして最初の製品となる2種類のコンデンサー・マイクロフォンについて話を訊いた
PROSOUND WEB
C414の伝統を引き継ぎつつ現代にマッチしたモダンマイクが誕生!元AKG社員約30人が集まってできたメーカーAustrian Audio始動
DTM Station

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