Temblorシリーズ

本製品は2023年9月に生産完了しました。

後継機種はEris Subシリーズです。

優れたサウンドにはボトムが肝心。

ミックスの低域をしっかりモニターするには、再現力に優れたサブウーファーが必要。Temblor®シリーズのT8およびT10なら、高品質のコンポーネントとデザイン、豊かな入出力、そして同プライスレンジを圧倒する幅広いユーザー・コントロール性能を備え、ミックスのローエンドをしっかりコントロールできます。

PreSonusのEris™およびSceptre™アクティブ・リファレンス・モニターに理想的なコンパニオンとして、Temblorシリーズはフルレンジ・モニターを補完します。もちろん、フルレンジ・モニターの性能を維持しつつ、ローエンドを音楽的かつ自然なアプローチで拡張します。

パワフルかつ音楽的なTemblorシリーズは、高品質のコンポーネントとデザインを採用し、すばやく正確なトランジェント・レスポンスを提供。低音域を広げつつ、「もっさりとした」印象やオーバーシュートを少しも感じさせません。

Temblor T10は、10インチ・ガラスコンポジット・ドライバー、内蔵クロスオーバー、高耐熱性ボイスコイル、ダンピング・ラバー・サラウンドを搭載したアクティブ・サブウーファーであり、キャビネットにはフロント・ファイアリング型のバスレフと最適化されたレゾナンス抑制内部ブレーシングを採用。エンクロージャには安定した設置を実現するラバー・フィートを統合しています。

傑出した正確性と20Hz〜130Hzにわたる周波数特性に加え、これらの機能を組み合わせることにより、密閉型デザインに比べて250WのクラスABアンプによるハイ・ボリューム(最大SPL113dB)でありながら低電力を両立しています。

さらに、パーソナル・スタジオ、ゲーム、ホーム・シアターなどに理想的なTemblor T8もラインアップ。ダウンワードファイアリング、8インチ・ガラスコンポジット・ドライバー、フロントファイアリング・バスレフ、そして200WのクラスABアンプ(100W RMS)により、最大104dBのSPLや周波数特性30Hz〜300Hzを誇ります。

T8およびT10は、正確でタイトなローエンドをもたらすワンランク上のサブウーファーなのです。Temblorシリーズなら、ミックスのファウンデーションをしっかりとモニターでき、トップからボトムまで最高のミックスを制作できます。

納得するまでシステムをカスタマイズ


Temblorシリーズは、同クラスの他のサブウーファーに比べて豊富なユーザー・コントロール性能を提供し、リスニング環境へのシームレスな統合を実現します。

Temblorシリーズの幅広いユーザー・コントロールには、フルレンジ・スタジオ・モニターとサブウーファーとの間にシームレスなクロスオーバー・トランジションをもたらし、より正確なモニタリング環境を提供する入力ゲイン(-30dB〜+6dB、連続可変)と連続可変ローパス・フィルター(50Hz〜130Hz)が用意されています。

切り替え可能なハイパス・フィルターは、Temblorシリーズの出力からメイン・モニターに送信されるフルレンジ信号から80Hzを下回る周波数成分をカットし、Temblorシリーズのアッパー・レンジに有害なキャンセレーションや増強が生じるのを防ぐことが可能です。

つまり、Sceptre™ CoActual™およびEris™アクティブ・スタジオ・モニターのみならず、あらゆるスタジオ・モニターにとってパーフェクトなコンパニオンとしてアジャストすることが可能なサブウーファーなのです。

またTemblor T10では、サブウーファー、ハイパス・フィルター、サブ・アウトをバイパスするモメンタリ・フットスイッチ(付属)も使用可能。これにより、オーディオ信号をTemblor 10からフルレンジ・スタジオ・モニターへと直接パスすることができ、サブ周波数あり/なしでのミックスの比較が素早く簡単に実行可能。幅広い様々なシステムでのミックスを支援します。

もちろん、大きな違いをもたらす小さな機能である極性反転に加えて、T10にはアースリフト・スイッチも搭載しています。

多用途なI/Oであらゆるセットアップに対応

Temblorシリーズと同価格帯のサブウーファーで、これほどまでの入出力を提供する製品は他にはありません。

Temblor T10は、2セットのバランス入力(XLRおよび¼” TRS)とRCAアンバランス入力による3つの入力選択を提供します。バランス入力が両方同時に使用されている場合にはTRS入力がXLR入力に対して優先され、RCA入力はいずれかのバランス入力にマージされます。出力はバランスXLRと¼”TRSが用意され、メイン・モニターのL/Rへ送られます。ハイパス・フィルター・スイッチがオンの場合には、80Hzを下回る周波数はカットされます。

T10には低周波信号をローパス・フィルターから2台目のTemblor T10へ送るバランスXLR出力も装備されており、極めてスムーズなローエンド環境を実現できます。

Temblor T8は、バランス入力(¼” TRS)とRCAアンバランス入力による2つの入力チョイスを提供します。RCA入力はバランス入力にマージされます。出力は¼”TRSとRCA用意され、メイン・モニターのL/Rへ送られます。ハイパス・フィルター・スイッチがオンの場合には、80Hzを下回る周波数はカットされます。

もし、XLRでの接続や2台のサブウーファーでのシステム構築を考えているならばT10が理想的です。XLR接続や2台のサブウーファー・システムを考えておらず、スモール・スタジオ、ホーム・オーディオ、ホーム・シアターでの使用であればT8がお勧めです。



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