Bass Amp Roomは、ダーティーなロックからモダンでクリーンな音まで、ベース・アンプに求められるもの全てを叶えるようデザインされています。1台のベース・アンプ、異なる3つのスピーカー・キャビネット、クリックしてドラッグできるマイクの他、トーン・コントロールとリミッターが装備されたブレンド可能なDIセクションがモデリングされています。
Bass Amp Roomには、唯一無二の特徴的なサウンドを瞬時に作るために必要な全てのものが備わっています。その考え抜かれたデザインと高品質な構成要素によって、幅広いベース・サウンドを生み出すことができます。Bass Amp Roomは、信頼の置けるサウンドを素早く作り出すことを第一にデザインされています。
元々ギター・アンプとして設計されたとは言え、モデリングされている1970年代のアンプはベース・プレイヤーに適したものであることが証明されています。厚くソリッドなプリアンプのディストーションはプツプツというノイズが一切なく、ロー・エンドを損なわずにレベルを上げることが可能。パワー・アンプにはよりトラディショナルなパワー・アンプ・ディストーション(マスター・ボリューム・ノブで調整)が用意され、極限まで上げれば、最大限にダーティーなサウンドが得られます。ハイ/ロー・スイッチはオリジナル・アンプには装備されていませんが、必要に応じてサウンドをよりクリーンにしたり太くしたりするために新たに追加しています。
Bass Amp Roomには、異なる3種類のキャビネットが用意されています。業界標準の8 x 10インチは、豊かなロー・エンドと高い精度による太くソリッドなベース・トーンを生み出します。4 x 12インチは、フォーカスが定まったハードなサウンドで、ロックに向いているでしょう。そして最後のオープンバックの1 x 12インチは、ベースのキャビネットとして真っ先に思い描くものではないかもしれません。とは言え、スタジオでは大変な働き者です。
ミックスにベースからのDI信号をブレンドすることを好むエンジニアは多いです。そこで、作業を簡素化するために、これを正確に行うDIセクションを追加しました。その他3つのトーン・コントロールとリミッターも追加しています。
3つのスピーカー・キャビネットをモデリングしたベース・アンプ・シミュレーター
レコーディング・エンジニア|山内”Dr.”隆義
「筆者は、ライブ・レコーディング時に理想的なマイキングができなかった場合などに、ベーシストのエフェクト・アウトを利用しよく使っている。そのサウンドはクリーンからハードなディストーション・サウンドまで幅広く対応。オペレーションとしては、キャビを選択しアンプで音を作るのだが、“白”の有名な形のマイクをドラッグ&ドロップで、角度から距離を自由にセッティングできる...
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概要
- 本格的なアンプとキャビネットのモデリング
- 1つのアンプと、多用途でサウンドに優れた3種類のキャビネット
- ドラッグでマイク位置を柔軟に途切れなく移動
- プラグイン内のスライダー・コントロールでDIサウンドをブレンド
- DIセクションにはトーン・コントロール、ロー・カットおよびハイ・カット・フィルター、リミッターを搭載
Bass Amp Roomのサウンドデモ
これらのレコーディングに使ったものは、Bass Amp Roomを1つとジャズ・ベース1本のみです。 全てのレコーディングは異なるファクトリー・プリセット(名前は括弧で囲まれています)で行われました。
Bass Amp Roomのサウンドデモこれらのレコーディングに使ったものは、Bass Amp Roomを1つとジャズ・ベース1本のみです。 全てのレコーディングは異なるファクトリー・プリセット(名前は括弧で囲まれています)で行われました。Bass Amp Roomを使った制作デモ
スコット・"フリッツィー"・フリッツによる『Stranded On A Planet』の制作デモです(www.strandedonaplanet.com)。
Bass Amp Roomを使った制作デモスコット・"フリッツィー"・フリッツによる『Stranded On A Planet』の制作デモです(http://www.strandedonaplanet.com)。詳細については、TJ コートニー(www.myspace.com/tjcourtney)およびキャバリア・キング(www.myspace.com/themorningstares)のWebサイトをご覧ください。
コメント
先日、Bass Amp Roomをレミー(キルミスター)に使ったばかりです。つまり何が言いたいかというと....このプラグインがレミーにとって十分にへヴィーなのであれば.....誰にとっても十分にへヴィーであると言えます!
ブレット・チャッセン(エンジニア/プロデューサー/ドラマー。 デイヴ・グロール、レミー・キルミスター、ビリー・ギボンズ、ロニー・ジェイムス・ディオ、トニー・アイオミ、カルロス・カヴァーゾ、ダグ・ピニック、アリス・クーパー、ジャック・ブレーズ、ビリー・アイドル、スティーヴ・ヴァイ、リンチ・モブなどのレコーディングを手がける)
ここ4、5年、Bass Amp Roomなしでのミキシングはしていません。どのミックスにもこれが使われています。
ブレット・チャッセン(エンジニア/プロデューサー/ドラマー。 デイヴ・グロール、レミー・キルミスター、ビリー・ギボンズ、ロニー・ジェイムス・ディオ、トニー・アイオミ、カルロス・カヴァーゾ、ダグ・ピニック、アリス・クーパー、ジャック・ブレーズ、ビリー・アイドル、スティーヴ・ヴァイ、リンチ・モブなどのレコーディングを手がける)
自分でトラッキングしていないものをミックスする場合には、Softube Bass Amp Roomを使うだけで非常に満足のいくものができます。
ビル・レイノルズ(フォーク・ロック・バンド「バンド・オブ・ホーセズ」のベース・プレイヤー。同ジャンルのほかのアーティストのプロデューサーでもある)
Bass Amp Roomは頼りになるベース・アンプです!
アウルー・ラスター(プロデューサー、メタル・ギター・プレイヤー。マシーン・ヘッド、イル・ニーニョなどに参加)
...一部のベース・アンプ・プラグインとは違い、これはサウンドに真の深みと重みを添えてくれます。「リアルさ」を追求するベース・ギター・レコーディングを行っているのであれば、間違いなく注目に値します。
ポール・ホワイト(『Sound on Sound』誌編集長)
Bass Amp Roomは、もう少し活力が欲しいときに最適です。DIトラックにこれを追加し、ブレンドしてみてください。
アンドリュー・シェプス(エンジニア/ミキサー。メタリカ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ウィーザー、オーディオスレイヴ、リンキン・パーク、グリーン・デイ、アデル、U2を手がける)
ラップトップでこんなアンプを使えるなんて、これは奇跡です。
ガレス・ジョーンズ(イギリスのプロデューサー、エンジニア。デペッシュ・モード、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、イレイジャーなどのアーティストを手がけたことで有名)
ルーム・マイクが気に入りました。あちこちに移動できるところもね。
リリアン・バーリン(セントルイスのロックバンド、リヴィング・シングスのリード・シンガーおよびギタリスト)
これまではずっとアンチ・プラグイン派で、特にギター・シミュレーター・プラグインには抵抗がありました。しかし、このプラグインのサウンドの素晴らしさはどうしても否定できませんでした。本物のアンプよりもいい音が鳴ることもあります。
リリアン・バーリン(セントルイスのロックバンド、リヴィング・シングスのリード・シンガーおよびギタリスト)
Bass Amp Roomは間違いなく世の中で最高のベース・アンプ・シミュレーションです。高精度なサウンドとタイトなロー・エンドをもたらします。
セーレン・バルスナー(カーパーク・ノース)
Bass Amp Roomのベースのトーンが大好きです。Bass Amp Roomは本物のベース・アンプのかすかなニュアンスと、割れんばかりの鳴りをとらえています。また、ブレイクアップも見事なものです。
アウルー・ラスター(プロデューサー、メタル・ギター・プレイヤー。マシーン・ヘッド、イル・ニーニョなどに参加)