Softube x Tube Tech

  

Tube-Techは、デザイナーであるジョン・G・ピーターセンが設立したデンマークのLydkraftが製造するアウトボード・ブランドです。特徴的なブルーのTube-Techユニットは、レコーディング・スタジオに欠かせない機材として数々の賞を受賞するアルバム作品で使用されており、今もオーディオ・エンジニアに愛用され続けています。SoftubeとTube-Techは、長年に渡り強固なパートナーシップを築いてきており、光学式コンプレッサーCL 1B、PulteイコライザーをTube-Techが独自の視点で解釈したPE 1C、真空管ベース・ミッドレンジ・イコライザーME 1B、そしてこれらをチャンネル・ストリップ化したClassic Channelをプラグイン・バージョンとしてリリースしています。

 

森元浩二.(prime sound studio form)

森元浩二.新しくなったPE 1Cは、20/30/60/100Hzをシェルビングでブースト/アッテネートする低域セクションと、1/1.5/2/3/4/5/8/10/12/16kHzをピーキングでブーストする中高域セクション、そして5/10/20kHzをアッテネートする高域セクションの3つで構成されています。低域セクションのブースト/アッテネートでは、実際アッテネートの方が若干周波数が高くなるため、ブーストしながらアッテネートする変則的な使い方“ザ・ローエンド・トリック”が有名です。新しくなったME 1Bは、左から0.2/0.3/0.5/0.7/1kHzの中低域ブースト・セクション、0.2/0.3/0.5/0.7/1/1.5/2/3/4/5/7kHzの中高域アッテネート・セクション、そして1.5/2/3/4/5kHzの高域ブースト・セクションの3つで構成されています。これらPULTECタイプの新しいPE 1CとME 1Bには、どちらも実機にはないアウトプット・ゲインを搭載。また、旧バージョンと比べてみると、音色や効き具合はあまり変わりませんが、Tube-Tech Equalizers MK IIの方が音の解像度がかなり高くなったと感じました。
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山内”Dr.”隆義

山内”Dr.”隆義SOFTUBEのCL 1Bはもはやその実機そのもの……としか言いようが無いほど見事にモデリングされている。それは、ルックスもそうだが、各ツマミ、ゲイン、スレッショルド、アタック、リリースのスムーズな動作、筆者が良く使う“fix”での入力音に対するリニアな反応。そして、リダクション量と一致した正確な動作をするレベル・メーターは本当によくできている。肝心な音も、実機のCL 1Bそのもの! クリーンでハイファイ、真空管ならではの繊細な倍音の付加の具合も見事に再現されている。モデリング型のプラグインでは苦手とされる、オーバーピークで意図的にひずませるような使い方でも、妙なデジタル的なひずみを発生することなく、実機のごとくキメの細かでかつパワーのあるひずみを再現してくれる。
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山田ノブマサ(amp'box Recording studio)

山田ノブマサ最近、定番機材のシミュレーション系プラグインがさまざまなメーカーから多数出ています。高額で出来のいいものから安価でお手軽に使えるものまでいろいろとありますが、今回チェックするのはスタジオ定番のコンプレッサー、TUBE-TECH CL 1Bのシミュレート・モデルです。アナログ機のモデリングを中心としたプラグインの開発を行っている実力派プラグイン・ブランドのSOFTUBEが、TUBE-TECHブランドを擁するデンマークの会社、LYDKRAFTと共同開発したということなので、そのサウンドは期待大です。では、早速チェックして行きたいと思います。
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甲斐俊郎(BOND&Co.)

アウトボードもほとんどの機材がプラグイン化されてきており、ネタ切れの感もある昨今ですが、定番機材の一つであるTUBE-TECHのPE 1CがついにSOFTUBEによってモデリングされました。丁寧な仕事ぶりで定評のあるSOFTUBEですが、このプラグインはTUBE-TECHと共同開発している模様。TUBE-TECHのモデリングに対するOKラインは非常にシビアだといううわさを聞いたことがあります。実在のハードをモデリングしたプラグインでは後発と言えるものですが、実機との比較も交えながらその実力をチェックしていきたいと思います。
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〜 ジョン G.ピーターセンによる序文 〜

 

1980年代、私はPultecやTeletronicsなどのクラシックな真空管プロセッサーの設計と品質に心から魅せられました。そしてこの伝統は受け継がれなければならないと考えたのです。TUBE-TECHプログラム・イコライザーPE 1A(現在はPE 1C)は私が初めて制作したユニットであり、これをきっかけに私はTUBE-TECHの製品ライン全体の設計を始めました。

数年におよぶ熟慮の結果、ついに私たちはTUBE-TECHのプラグイン版の発表を決定しました。このプラグイン版の開発は、Lydkraft、Softube、TC Electronicの協力体制のもと2006年11月に始まり、結果を耳で確認して、私たちはSoftubeがプラグイン版の開発という困難な目標を成し遂げたことがわかりました。サウンドはオリジナルに極めて近く、ユーザーはハードウェアのすべての特徴を体験できます。非常に厳しいソフトウェア・テストの後、2007年の終わり頃にこのプラグイン版はリリースされました。このプロジェクトを一歩前進させるため、2009年にVST/AU/RTASバージョンのリリースを決定し、再びSoftubeに開発業務を任せました。このスウェーデンの若者たちのスキルには本当に感心しています。そして、今やすべてのDAWユーザーがTUBE-TECHの品質を活用できるようになったことを嬉しく思っています。卓越したTUBE-TECHプラグインをご堪能いただければ幸いです。

 

ジョン G.ピーターセン
Lydkraft/Tube-Tech社長

TUBE-TECH は、デンマークLYDKRAFT APSの登録商標です。Tube-Techについて詳しくは、www.tube-tech.comをご覧ください。

  • <Complete Collection>
    Tube-Techプラグインを全てバンドル

    44,900円
  • <Compressor Collection>
    Tube-Techの光学式コンプレッサCL 1Bのプラグイン・バージョン

    29,900円
  • <Equalizer Collection>
    Tube-TechのイコライザーME 1B/ PE 1Cのプラグイン・バージョン

    19,900円