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Heartbeat

Heartbeatは、親しみやすくも個性的なサウンドを持つ革新的なソフトウェア・ドラム・シンセサイザー。アナログ・ドラム・マシンのモデリング、ワールド・クラスのエフェクト・セクション、革新的なAuto Layer Machineによって思いがけないビートを生み出します。Heartbeatはハートを持ったマシンなのです。

Heartbeatは夢のドラム・シンセサイザー。往年のアナログ・ドラム・マシンのモデリングと、先進的な機能や柔軟性が組み合わさっています。モデリングされたアナログ・サウンド・エンジン、Auto Layer Machine、そして高品位なエフェクトによって、Heartbeatはビート・トラック制作に魅力的なパッケージとなっています。

シンセシス・エンジン
Heartbeatは、1980年代最高峰のアナログ・ドラム・シンセサイザーからインスピレーションを得ていますが、既存のドラム・マシンのエミュレートはしていません。サウンドの大半はSoftubeが独自にモデリングしたアナログ・シンセシスに由来し、これは慎重に選んだ波形を使用して増強されてきたものです。

Heartbeatの中核となるのは、8系統のインストゥルメント・チャンネル。異なる2つのベース・ドラム・チャンネルは、必要に応じて力強く深みのあるものになりますが、一方で歯切れよく激しい硬質なテクスチャーにも最適です。スネア・ドラム専用の2つのチャンネルには6系統のパラメーターが用意されており、これらを使用してエッジーなリムショットからソフトなスネア・ロール、果ては機械的なクラップまで、何でもデザインすることが可能です。

パーカッション・チャンネルはどれも同じです。1980年代スタイルのシンセ・タムからカウベルやノイズ・ドロップにいたるまで、あらゆるモデリングに使うことが可能。そして他のチャンネルと同様、ハイハットとシンバルのチャンネルには柔軟なシンセシス・エンジンが用意されています。心のおもむくままにエディットしてみましょう!

エフェクト
Heartbeatだけでビート・プログラミングを完成できるように、十分な機能を備えたエフェクト・セクションが用意されています。これには、Softubeの人気の高いモデルであるValley People Dyna-miteと、ベストセラーとなったTSAR-1 Reverbを最適化し収録しています。Dyna-miteはスイス・アーミー・ナイフのように万能であり、ダイナミックな音作りを実行可能です。リミッティング、コンプレッション、ゲーティング、サイドチェーンを使ったダッキングなど、全てDyna-miteにお任せください。そして、TSAR-1はこれまで制作された中で最も豪華なプラグイン・リバーブです。

全く新しいFilter Echoは、フィルタリングされたディレイ・エフェクト。これには、調整可能なカット・オフおよびレゾナンス・パラメーターが用意されており、極め付けは出力サチュレーションです。みずみずしい感じからざらついた感じまで幅広く表現可能。これはSoftubeの既存の製品から移植したものではありません。

8系統のチャンネルそれぞれに専用のミキサー・チャンネルが用意され、ボリューム、パン、ピンポン(自動パン)、EQ(楽器ごとに適合)に加え、リバーブおよびディレイ・エフェクトに対するセンドのレベルも調整できます。

ハートが備わっている
Heartbeatはドラム・サウンドをデザインするだけの製品ではありません。創造力を鼓舞し、意思疎通を図りもします。ここで、Softubeの革新的なAuto Layer Machineの出番です。Auto Layer Machineには4系統のチャンネルがあり、それぞれを使用しサウンドをレイヤーにしたり、イベントのチェーンをトリガーしたりすることが可能。この機能を使用すれば、新しいサウンド・テクスチャーや最大4ステップの自動フィル・パターンを作成できます。

それでもまだ規則的過ぎる場合には、カオス・スライダーを右へ動かします。これによってランダムな要素が加わり、僅かな揺れから、トリガーの暴動による圧倒的な騒乱にまで、幅広く変化します。

ボリューム、ピッチ、アタック、ディケイ用の柔軟なグローバル・ベロシティ・パラメーター・ノブを使えば、ベロシティの変化にHeartbeatを反応させることができ、タイム・ゲートを使用すれば全体的なディケイが短くなり、機械的なサウンドが生成されます。

独自にモデリングしたアナログシンセシスに基づくドラム・シンセサイザー

深澤秀行Music Composer / Syntheist|深澤秀行
「本機はSOFTUBEのモデリングの歴史の蓄積から得られた独自のシンセシスが搭載されており、私にとって過去の名機のエミュレーションではないことはとても重要なこと。そしてSOFTUBE Modularとの関連性も大きく、実際Modularの中にもリズム担当モジュールの1つとしてHeartbeatモジュールが利用可能である。私が使う大きな理由の1つはエフェクトを含め自由度の高い音作りができるマスター・セクションの充実。ここには、必要不可欠なコンプやEQが高品質かつ簡潔にまとめられており、2つの空間系エフェクトも味わい深い...  
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CREATOR'S TALK vol.08 - レトロリロン/miri
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Fellsius氏のプリセットをGET
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[プリセットをGET]

 

概要

  • 8チャンネルのドラム・サウンドで大半はアナログ・シンセサイザーのモデリングに基づく
  • ボリューム、EQ、エフェクト・センドが備わり、チャンネル毎のパンが可能なミキサー
  • サウンドのレイヤリングやビート・パターンのトリガーを行う4チャンネルのAuto Layer Machine
  • Auto Layer Machineの動作にランダムさを加えるカオス・スライダー
  • Filter Echoと出力サチュレーションの他、TSAR-1 ReverbとValley People Dyna-miteの最適化バージョンを搭載
Heartbeatの制作ビデオ
Heartbeatのプリセット・キットの例
Musikmesse Frankfurt 2015でのHeartbeatのデモンストレーション
Musikmesse Frankfurt 2015でのHeartbeatのデモンストレーション
クリックしてクリストファー・ベルクの画像を表示(写真:フレドリック・ウィク)

Heartbeatは奥深くパンチがあり、クラシックに未来的。ソリッドなドラム・マシンのビートをこれ1つで作成できる。

クリストファー・ベルク(プログラマー、ミキサー、プロデューサー。デペッシュ・モード、ザ・ナイフ、フィーヴァー・レイ)

クリックしてアンドレアス・ティリアンデルの画像を表示(写真:ダニエル・カールソン)

Heartbeatはダーティーで大胆不敵な危険なやつ。'80年代サウンドの模倣を遥かに上回ることを行えるドラム・シンセサイザーだ。Heartbeatを使えば、自分の独自性を作り上げることができるね。

アンドレアス・ティリアンデル(プロデューサー、DJ、リミキサー、アーティスト。Mokira、Kondens、TM404)

クリックしてビョルン・アケッソンの画像を表示

Heartbeatは新鮮なルックスの実にクールなドラム・シンセサイザー。調整の方法が素晴らしい。

ビョルン・アケッソン(国際的に高い評価を受けているトランス・ミュージック・アーティスト)

クリックしてMixmagのロゴを表示

明らかに必須のアイテム!広大なサウンド。コントロールは数が少なくシンプルだが、可能性が無限に広がる。

『Mixmag』(ダンス・ミュージックとクラブ・カルチャーに関する世界最大級の雑誌)

クリックしてデヴィッド・ギースの画像を表示

Heartbeatを一言で表すなら「生きている」。どこまでもアナログのサウンドだが、最大の長所はそのランダムさ。いつも新しいアイデアを与えてくれる。

デヴィッド・ギース・"ヨクサル"(プロデューサー、アーティスト)