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TSAR-1

TSAR-1はエミュレーションではなく、パワフルで現代的なSoftubeが誇るTrue Stereo Algorithmを搭載したリバーブです。生き生きとして力強く、穏やかで夢幻的。そして何より自然でリアル。従来のリバーブ製品に代わるハイエンド・リバーブであり、従来製品よりもロープライスです。

TSAR-1にはTSAR-1Rも含まれています。

TSAR-1に搭載されたTrue Stereo Algorithmは不思議な力の源です。強みは洗練されたサウンドと多様性にあります。TSAR-1はストリングスやブラスに使用しても、ロック・ドラムやリード・ボーカルに使用しても常に輝きます。さらに、他のハイエンドなリバーブ製品には見られない、包括的で使いやすいインターフェイスをも備えています。

TSAR-1は使いやすさを念頭に置いてデザインされています。数え切れない程のコントロールの代わりに、スライダー5系統と2、3の切り替えオプションをユーザー・インターフェイスとしました。しかしながら一度使用してみれば、このシンプルなコントロールさえも使う必要がないことがお分かりになるでしょう。それは、頼りになるプリセットが搭載されているからです。これでほとんどのリバーブのニーズは満たされるはずです。プリセットには用途を表すシンプルな名前が付いており、お気に入りの設定を見つけたら、ほんの少し調整するだけで準備は万端です。

概要

  • SoftubeのTrue Stereo Algorithmを採用
  • 非常に多用途
  • 包括的なユーザー・インターフェイス
  • 現代的でパワフルなハイエンド・リバーブ
  • 広範なプリセット・ライブラリー
  • TSAR-1Rも収録

機能
プリディレイ:リズミカルなエフェクトにしたり、初期反射にテイルを注意深く合わせたりするために使用
タイム:リバーブ・テイルを長くしたり短くしたり
密度:滑らか、現代的、濃密にするか、希薄、豊潤、ヴィンテージにするかを選択
トーン:暗くするか明るくするか。求める特徴を得るために多数のノブを調整する必要はない
ハイ・カット:高域をカット
初期反射の種類 大、中、小から選択可能
初期反射のミックス:良い響きの部屋を得たら、後はより長いリバーブが必要でしょうか。ミックス・ノブで初期反射を弱める
拡散:スネアに滑らかさを加える等
モジュレーション:ヴィンテージ・スタイルのコーラス風モジュレーションか、現代のおしゃれなモジュレーションを選択可能

インタラクティブ・ディスプレイ
現在の設定と以前の設定の両方が表示されます。それぞれのパラメーター値ディスプレイをクリックすると設定が切り替わります。

広範なプリセット・ライブラリー
周到に設計された41のプリセットがあります。「モダン」と「ヴィンテージ」のセットに分類されています。モダン・セットは今日のおしゃれなリバーブ・サウンドに焦点を絞っており、ヴィンテージ・セットは今でも使いたい旧式のリバーブの特徴を模倣しています。

全てのプリセットはサウンドデモで詳細に説明されています。

特徴とチュートリアル
TSAR-1で'80年代のスネア・サウンドを作成

うわ!!!!!!!すごいすごいすごい!!!!!リル・ウェインの新しいシングル『how to love』をミックスしたばかりで、まさに今TSAR-1の美しすぎる響きを聴いているところです。手が4つあるなら、4本の親指を上げて賛同するのですが!

ファビアン・マラシュッリョ(ミキサー。リル・ウェイン、ザ・ネプチューンズなどを手がける)

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TSAR-1は何にでも使える頼れるリバーブになりました。

グレッグ・ウェルズ(プロデューサーおよびソングライター。ケイティ・ペリー、ウィーザー、アデル、ティンバランド、ミーカ、ワンリパブリック、ピンク、デフトーンズ、ルーファス・ウェインライトなどを手がける

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TSAR-1を『just to see if I liked it』という曲のトラックの1つに入れてみたところ、最後にはミックスの残りのトラックにTSAR-1だけを使っていました。

ファブ・デュポン(プロデューサー/ミキサー。ジェニファー・ロペス、トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ、マーク・ロンソンを手がける)

クリックしてスタジオでのグレッグ・ウェルズの画像を表示

このリバーブが大好きです。まるでイギリスの本会議場のように、20秒ほど響かせました。実に音楽的なサウンドです。

グレッグ・ウェルズ(プロデューサーおよびソングライター。ケイティ・ペリー、ウィーザー、アデル、ティンバランド、ミーカ、ワンリパブリック、ピンク、デフトーンズ、ルーファス・ウェインライトなどを手がける

TSAR-1はインストールしてすぐに主力のリバーブになりました。部屋鳴りが欲しいときにはいつも使っています。ボーカル用の滑らかなプレート、スネア・ドラム用の中ぐらいの広さのルーム、きらめくストリングスのアンビエンス。本当に何に使っても素晴らしく響きます。一連のコントロールは見事なものです。非常に使いやすく、リバーブのEQやプリディレイの時間をすばやく調整できます。[…]デモ期間の終了後は、iLokライセンスを購入したくなること必定なのでご注意を!

ボー・ボディー(グラミー賞受賞歴のあるエンジニア/プロデューサー/作曲家。サンタナ、エヴァーラスト、コーン、レニ・レーンなど多くのアーティストを手がける。 現在、マージ・レコードからリリースされるインペリアル・ティーンの2作目の制作に着手したところ)

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TSAR-1はボーカルに好んで使っています。ルームやアコースティック楽器にも使ってきました。とても気に入っています。わかりやすく、クリーンで、温かみがあり明るい。入手すべきでしょう。セッション・データをインポートするためのインサートとして使っています!!!

ビル・ヴォルンディック(エンジニア/プロデューサー。ブルーグラスとアメリカーナを専門とする。 マーティ・ロビンズ、アリソン・クラウス、ロンダ・ヴィンセント、ラルフ・スタンリーなど数多くのアーティストを手がけ、グラミー賞を7回受賞している)

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これまでプラグインのリバーブに心から満足したことはなかったのですが、このプラグインはちょっと違います。あらゆる素材で、トラックにしっくりと馴染むのです。『SIN-ATRA〜鋼のマイ・ウェイ-フランク・シナトラ・メタル・トリビュート』では、いたるところに使っており、早速「オフィシャル・リバーブ」になりました。「Vintage EMT Plate」を好んでボーカルに使いました。厚みが増してドラマティックになります!「Drum Plate」と「Chamber」には驚きました!とても柔軟でありながら非常に使いやすく、直感的です。どれだけ褒めても足りないぐらいです。とにかく素晴らしい!Softubeの職人たちによる、新たなキラー・プラグインです!

ブレット・チャッセン(エンジニア/プロデューサー/ドラマー。 デイヴ・グロール、レミー・キルミスター、ビリー・ギボンズ、ロニー・ジェイムス・ディオ、トニー・アイオミ、カルロス・カヴァーゾ、ダグ・ピニック、アリス・クーパー、ジャック・ブレーズ、ビリー・アイドル、スティーヴ・ヴァイ、リンチ・モブなどのレコーディングを手がける)

聞いてください。私は「万が一」に備えたスネアの予備トラックを大量に出力し、アンビエンスを必要とするものは何でもスタジオのAMSとEMTで処理するような人間です。このため、プラグインのリバーブを使わなければならない理由などまったくありません。プラグインのリバーブで良い結果が得られたことはないのです。ついにTSARがそんな盲信を止めてくれそうです。TSARをとても気に入っています。

スチュアート・リチャードソン(ベース・プレイヤー/プロデューサー/ミキサー。ロストプロフェッツを手がける

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音のこもる小さな部屋から、プレート、果ては広いホールや会議場にいたるまで、何でも簡単に再現できました。ハードな曲や攻撃的な曲、ロックから、スムーズなバラードや夢見心地のインストゥルメンタルにいたるまで、様々な曲にふさわしいリバーブを問題なく得ることができました。[...]TSAR-1は、確かなサウンドで、途方もなく広大なスペースを簡単に作り出すことができます。これはすべてのデジタル・リバーブ・システムにとって最も難しい仕事です。

TSAR-1のリバーブはラウドになりすぎたり、多大なスペースとレベルを占有したりせずに、トラックによく馴染みます。これまでにミックスしたすべての曲に多用しています。

バリー・ルドルフ(『MIX Magazine』誌の寄稿編集者、ロサンゼルス『Music Connection Magazine』誌の「New Toys」欄のコラムニスト

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TSAR-1は、私にとっての新しい主力リバーブです。とにかくサウンドが素晴らしい。そして操作がこの上なく簡単です。ライブラリーをスクロールしてほかのリバーブを見ている間に、求めるアンビエンスを選択できてしまいます。その明晰さ、多用途性、シンプルさによって、絶対に満足して使えます。TSAR-1が20年前のハードウェアであったとしたら、人々はうっかりとそのプラグイン・エミュレーションを買っていることでしょう。これからはコンボリュージョンではなく、エボリューションです。

ジェフ・サノフ(グラミー賞を受賞したエンジニア。 ブルース・スプリングスティーン、サラ・ブライトマン、グリーン・デイ、テレヴィジョン、マイケル・スタイプなどを手がける)

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3つのクラシックなデジタル・リバーブを持っており、ここマンハッタンの自分のミックス・ルームで毎日使っています。1978年製Ursa Major Space Station、1979年製Lexicon 224、そして1980年製Sony DRE-2000です。TSAR-1で、Softubeはコンピューターにこうした昔の黒魔術のエッセンスを取り込んだリバーブを作り上げました。TSAR-1以上にシンプルで柔軟なものは想像できません。5つの基本的なスライダーで過去から未来へと向かうことができます...

チャック・ツビッキー(マンハッタンを拠点に活動するプロデューサー、ミックス・エンジニア。プリンス、ソウル・アサイラム、デッド・プレズ、ジェフ・ベックなどの多くのアーティストとアルバムを手がける) 詳しくは、www.zmix.netをご覧ください。