Abbey Road Studios Brilliance Pack

クラシックなAbbey Road Studiosイコライザーで、人生に輝きを!Softubeによって細部まで正確にモデリングされたRS127 Rack、RS127 Box、RS135を使えば、最大限の心地よさでトレブル・イコライゼーションを行うことができます。このBrillianceパックによって、DAWベースで作業する現代のミックス・エンジニアは求める雰囲気やトレブルを全て付け加えることができ、ハーシュネスは一切発生しません。正にアビー・ロード・スタジオのエンジニア達が1960年代から行ってきたレコーディングと同じです。

Abbey Road Studios Brillianceパックは、すべてのジャンルのミックス・エンジニアにとって、きわめて専門的でありながらも必須のツールです。含まれる3つのイコライザーはプレゼンス/トレブルの帯域のみを対象としており、ソロトラックやミックス全体に空気を送り込みます。

アビー・ロード・スタジオのエンジニアは、プレゼンス・ボックスがギター、ボーカル、ドラム(特にスネアとキック・ドラム)を直接テープに録音する場合に優れた効果を発揮することに気づきました。これらのユニットはレコーディングとミキシングの間、スタジオで継続的に使われ、楽器のサウンドを決めたり、エコー・チェンバーに送る信号に明るさを加えたり、コンプレッサーを適用する帯域を指定してディエッサーを作成したりするために利用されました。さらに、彼らは編集室にまで進出するようになりました。

オリジナルのイコライザーは1960年代にアビー・ロードのエンジニアによってスタジオ内専用として開発され、あっという間にスタジオの秘密兵器となりました。Softubeのプラグイン・バージョンがリリースされるまで、これらはアビー・ロード・スタジオの門外不出の品だったのです。Softubeはオリジナルの3つのユニットのパッシブ回路をコンポーネント毎に忠実にモデリングしました。

これら唯一無二のユニットの背景情報について詳しくは、取扱説明書をお読みください。

RS127 Rack(灰色のフェイスプレート)
灰色のRS127はオリジナルのアビー・ロード・スタジオのトレブル・イコライザーです。2.1、3.5、および10 kHz(かつての単位はキロサイクル毎秒)で10 dBまでブーストまたはカットできます。

RS127 Box(緑色のフェイスプレート)
スタジオでより多くのユニットが必要になり、持ち運びに便利な緑色のRS127 Boxが作られました。これにはオリジナルのRS127と同じ回路が使われていますが、オーディオ・トランスフォーマーが追加されています。エンジニア達は、トランスフォーマーによってRS127の音質と動作周波数が劇的に変わることをすばやく見抜きました。周波数はやや高くなります。もちろんこれはプラグイン・モデルにも当てはまります。

RS135
最後に、RS135はRS127ユニットが切り捨てた周波数を補うために作成されました。8 kHzに固定されており、ブーストのみを行います。RS127ユニットと同様、心地よく滑らかです。

以上でお分かりいただけたでしょうか。これはアビー・ロード・スタジオからそのまま持って来たかのような、輝くばかりに美しいトレブル・イコライザーのバンドルなのです!

EMI Reddコンソールを補強するためのパッシブEQ 3種を忠実にモデリング

森元浩二. レコーディング・エンジニア|森元浩二.
「ABBEY ROAD STUDIOSが自らのブランドで発売したプラグイン第一弾の開発をしたのがSOFTUBE。現在は、他社からREDDやEMI TGなど数多くのプラグインを出していますが、本Brilliance PackはSOFTUBEのみからの発売になっています。Brilliance Packは1960年代に使われていたEMI ReddコンソールのEQを補強するために製作された、外付けパッシブEQのモデリング・プラグインで、部屋備え付けの灰色のRS127 Rack、可搬用にトランスを追加した緑色のRS127 Box、8kHz専用のRS135という3機種の構成...  
[私が使うSOFTUBEプラグイン記事の続きを読む]

概要

  • 美しく響くトレブルとプレゼンスがハーシュネスなしで加わる
  • アビー・ロード・スタジオのオリジナルをモデリングした、異なる3つのパッシブ・トレブル・イコライザー
  • オリジナルの灰色のRS127、トランスフォーマーを追加した緑色のRS127、8 kHz専用のRS135
  • 非常に低いCPU使用率

Abbey Road StudiosとRSおよび関連するロゴはEMI(IP)社の登録商標です。