Empirical Labs Mike-E Comp

Distressor譲りのサチュレーション/コンプレッションを遂にネイティブ・プラグイン化!

Empirical Labs創業者Dave Derr氏とのパートナーシップの元、Mike-E Compをネイティブ・プラグイン化!Distressor譲りの高品質で比類のないコンプレッションを特長とし、CompSat回路前段のクランチーなプリアンプ、3種類のエンファシス・モードとNUKEにより、マルチステージのディストーションとサチュレーション/コンプレッション特性のクイックな変更が可能です。使い過ぎてしまう程の音楽的な楽しさはそのままに、ハーシュネスとは無縁であり極限まで目盛りを上げても心配はありません。音楽的サチュレーション/コンプレッションをDAWに。

Mike-Eの中核はクラス最高峰のCompSatです。コンプレッサーの骨格をなすのは伝説のDistressorであり、現存する同時代のコンプレッサーの中で最も支持を得たものの1機種。制御範囲の広さ、斬新な機能、長いアタック・タイムに加え、Mike-Eには特別設計のゲイン・コントロール回路があり、温かく心地良いアナログ・サウンドが得られます。優秀な複数段のソフトクリッピング回路によるサチュレーターは過激になることがなく、そしてEmphasisがトーンを強調します。複数段の回路から成るEmphasisは、CompSat回路の前段で高周波を強調してから、CompSat回路後でカットします。さらに極めつけがNUKEです。

クランチーなプリアンプ
重厚かつクランチーなディストーションが得られるパンチの効いたプリアンプは、オリジナル・ハードウェアのライン入力セクションを精密にモデリングしたものです。独自の段階式のゲイン・コントロールで、CompSatセクションを強めてコンプレッションとサチュレーションを増加できます。また、CompSatセクション前段にディストーションを適用することもできます。Mike-Eでは音源の数だけ多種多様なサウンドを簡単に作成でき、創られたサウンドは常にアナログで音楽的です。Mike-Eが他とは大きく異なり絶大な効果をもたらすのは、こうした魔法のお陰なのです。

 

ユーザー・インターフェース
印象的なホワイトの大きなノブが並んでいます。これは、各スイッチに名前が表記された直感的なインターフェースです。ラベルを見れば自分が何をしているかがわかります。全てが完璧にレイアウトされており、使い方は極めてシンプル。全てがあるべき場所に収まっています。Empirical Labs Mike-Eのルックスだけでなく、楽しく使用するためのレイアウトや意図までもが忠実にモデリングされているのです。

 

Amp Roomモジュールも収録
Softubeのギター&ベース・プラットフォームのモジュールとして収録されたMike-EはAmp Roomでの音作りの可能性をさらに広げます。型破りなこのツールは、Amp Roomツールセットに加わって並外れた才能を発揮。ベース・サウンドに使うと特に効果的です。

 

Mike-E CompとLil FrEQは、音にアナログの温もりとパンチ感を与えたいときにうってつけ。細かい処置にも適し、あらゆるパートに使える万能プラグインです。ほかのメーカーからも同様のエミュレーション・プラグインが出ていますが、それらを所有するユーザーにとっても導入価値のあるプラグインだと言えます。

中村フミト
エンジニア
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アナログ天国へようこそ
Empirical Labs Mike-Eは個性が強い性格で、シンプルでモダンなインターフェースからアナログの大胆さが得られます。ただ、Mike-Eは単なる自信過剰の威張り屋というわけではありません。高性能のプリアンプを備えるほか、クラシックなニー・コンプレッションと、アナログ録音機器の最も良いところを模した多彩な色付けができる唯一無二のコンプレッサー/サチュレーター回路、ウェット/ドライ、外部サイドチェーンを備えています。これらはほんの僅かな例に過ぎません。卓越した音質と充実した仕様を誇るMike-Eは有言実行型。吠えるだけでなく、噛みつきます。

Mike-Eを使用すると、肉厚でパンチの効いたドラム・サウンドをデザインできます。これは密度の高いミックスでのディケイに聴き取れます。太くて倍音が美しく、響くベースもデザインできます。拙いアコースティック・ギターの録音を滑らかにならし、活気づけることも可能。また、ソフトニー・コンプレッションと温かみのあるトライオードタイプのサチュレーションでミックス内のボーカルの臨場感を高めることもでき、エレクトリック・ギターに鋭さを加えることもできます。音が脆くなるという心配は無用です。急勾配の、まるでリミッターのような「NUKE」モードはアタック/リリースの形状が他とは異なります。これを使うと、ドラム・ルーム・マイクをはじめ、「NUKE」の全面攻撃を必要とするあらゆるものを潰すことができます。Mike-Eを使えば様々なことを実現できます。

 

Empirical Labs創業者Dave Derr氏とのコラボレーション
エンジニアの家系に育ったDave Derr氏は、家電量販店ラジオシャックでの偶然の出会いをきっかけに、自身が手がけた機器をあらゆる大手スタジオと何千ものレコードに送り出すことになりました。生まれながらのロッカーである彼の名は、今やアナログ・サウンドの代名詞です。しかし彼は現状に満足していません。それどころか、この謙虚な天才はEmpirical Labsの中で熟考と修正を重ね、自身が音楽業界に贈った素晴らしい製品の数々をさらに向上させ続けています。Fatso、DerrEsser、Distressorなどはその例です。プロオーディオ界でEmpirical Labsがこれほど評価が高いのは、倫理と実験に基づいて働くという精神によります。SoftubeはMike-E、Lil FrEQ、Trak Pak、Empirical Labs Complete Collectionを通じて、Dave Derr氏とEmpirical Labsによる現代のアナログ名機をエミュレートすることで、彼らのレガシーの一部となることを誇りに思っています。

Empirical Labsとのパートナーシップに関しては特設ページをご覧ください。

 

主な特徴

  • プリアンプ、コンプレッサー、サチュレーターが1つに
  • ネイティブ・プラグインとして初登場
  • Empirical Labs創業者Dave Derr氏との共同開発
  • コンポーネント毎に精密にモデリング
  • 有名なDistressorのように機能するCompSat回路のコンプレッサー
  • NUKEモード搭載
  • CompSatセクション前にプリアンプのディストーション
  • 3つのEmphasisモードとウェット/ドライ
  • 外部サイドチェーンとアタック・タイムのプリセットを追加
  • Softubeのギター&ベース・プラットフォームAmp Roomのモジュールとして使用可能
  • 優れた音質、簡単な操作性
  • Console 1エコシステムでも利用可能
Empirical Labs Mike-E Comp製品紹介ビデオ