PE 1Cのソリッドなベースと艶やかで光沢のあるトレブルは、世界中のサウンド・エンジニアの憧れの的です。Pultec真空管駆動式パッシブ・イコライザーをTube-Techが独自の視点で解釈し、Softubeがプラグイン化したTube-Tech PE 1Cは他のイコライザーでは不可能なことを成し遂げます。
サウンドを描写する際にfatではなくphatというスペルを使うようになった由来は、このイコライザーのサウンドにあると思われます。Tube-Tech PE 1Cは、ソリッドなロー・エンドにかけては世界一です。これに加えて、トレブルはとても艶やかで心地よく、思わず体を寄せたくなります。
Tube-Tech PE 1Cは、パッシブの真空管ベース・イコライザーです。ベース・ドラムやギターからボーカルまで様々なソースに適用でき、特にフル・ミックスに重みと輝きを加えます。このイコライザーには2つのロー・シェルフ・フィルターから成る低周波セクションがあり、これらを組み合わせてアッテネートとブーストを同時に行うことができます。これらのフィルターは同じ周波数セレクターで制御されているものの、実際には周波数に差があります。Boostノブではサウンドが太くなり過ぎると感じる場合は、Attenuateノブで補正できます。
高周波セクションには、同時に実行されるピークおよびシェルビング・フィルターがあります。滑らかで明るいトップ・エンドをもたらしますが、決して脆くなったり荒くなったりはしません。
SoftubeのTube-Tech PE 1Cプラグインはハードウェア版のニュアンスを余すところなく取り込んでいます。使いはじめた途端に明らかになることですが、サウンドが非常にアナログ的です。製作に25年を要したこのスタジオ標準機器が、ついにプラグインとして利用できるようになったのです。
概要
- Pultecスタイルのイコライザー
- クラシックなTube-TechのサウンドはTube-Techの設計者との共同制作によるもの
- 個々のコンポーネントを忠実にモデリング
- フィルター同士の独特の相互作用
- 出力トランスフォーマーをモデリング
- 周波数、位相、ディストーションなどの動作がきわめてアナログ的
- CPU負荷が低い
Tube-Techについての詳細をご覧ください。
TUBE-TECHとPE 1Cの商標についての視覚的および聴覚的なすべての参照資料はLYDKRAFT社からの許可書に基づいて作成されています。 その他すべての商標はそれぞれの所有者の所有物であり、情報提供のみを目的として使用されています。
デジタルの領域でPE 1Cを体験できることに胸を躍らせています。そしてSoftubeのスキルに再び驚嘆しています。
ジョン G.ピーターセン(Tube-Techの設計者、社長)
艶があって滑らかなトーン。使いやすい。様々なミックスに使える。ミキシングのツールボックスに追加すると便利です。
『Computer Music』誌
以前はPultecスタイルのEQがなぜそんなに騒がれているのか疑問に思っていました。でもTube-Tech PE 1CとME 1Bを使ってみて、その理由がよくわかりました。難しい操作をすることなく、思ったとおりの音が得られるのですね。
トーレ・スジェーナ(プロデューサー/ミキサー/マスタリング/ライブ・エンジニア。 ヴァーテイン、フューネラル・ミスト、Ofermodなどのブラック/デス・メタル・バンドを手がける)
PE 1C EQはすべてのキック・ドラムに、そしてボーカルにと、あらゆるところに使われています。
グレッグ・ウェルズ(プロデューサーおよびソングライター。ケイティ・ペリー、ウィーザー、アデル、ティンバランド、ミーカ、ワンリパブリック、ピンク、デフトーンズ、ルーファス・ウェインライトなどを手がける)
ボトム・エンドとトップ・エンドを独特の方法で処理できるプロセッサーです。サウンドはとても温かく、PE 1Cをボーカル・パートに少しかけたり、重低音の全体に使ったりすれば、通常のEQでは達成不可能な結果が得られるでしょう。
『Resident Advisor』誌
まるでハードウェアと同じです。本当に素晴らしい。サウンドは実に滑らかで音楽的です。
ロブ・クラーリ(グラミー賞を6回受賞したミックス・エンジニア。マドンナ、ピンク、クリスティーナ・アギレラ、クインシー・ジョーンズ、ルーサー・ヴァンドロスを手がける)
Tube TechのEQは頼りになるベースEQです。ベースにとって史上最高の品です。60と1.5kを少しブーストすれば準備万端です!細かく調整されています!
ジョン・カーン(FOHエンジニア。SUM 41、ノー・ダウトなどを手がける)